マーケティング

なぜ1年以内に4割ものお店が閉店してしまうのか?

こんにちは、澤井です。

ここ2.3日、台風の影響なんですかねぇ、
関西は、めっちゃ涼しくてすごしやすいです。

だから、夜ごはんを食べた後の日課である
ナイトウォーキングもめっちゃ気持ちいい風を
感じながらテクテクと歩くことができます。

で、毎回、なにかしらの音声教材をききながら
自分の思考の枠をひろげよう。

なんて、テーマをもって歩いてるんですわ。

ウチには子供が3人いるし
ぼく自身も家事を率先して手伝う。

というか、夫婦で協力するのが
あたりまえである。

という考え方ですので、
じっくりと一人で集中できる時間を
作るのは意外にむずかしいんです。

・おしっこついてきてー
・宿題教えてー
・パソコン貸してー
・遊んでー
・お腹すいたー

こんな感じで、突然、時間を
奪われてしまうのです。笑

だから、ぼくにとってのウオーキングの時間って
「健康維持」はもちろんのこと、

「思考を鍛える」という時間でもあるのです。

で、それと同時にね、街とか人の様子
なんかもキョロキョロと見てるんですわ。

そうするとね、いろんな気づきがあるんです。

で、昨日は最近、近所にできた
飲食店さんのことが妙〜に気になたのです。

というのも、

めちゃくちゃ閉鎖的、というか
なにを食べさせてくれるお店なのかが
まったくわからないのです。

お店の前にはいちおメニューが
書かれたものが置かれているんです。

が、

あや御前  2000円
もも御前  4000円

アルコール類  一杯400円
ソフトドリンク 一杯300円

と、外部から仕入れれる情報は
たったのこれだけ。

びっくり驚きのメニューはこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京都の古くからある
一見さん御断り。
(この言葉、ほんとは深い意味ありますよ。)

の割烹ならまだしも、

魚料理なのか、肉料理なのか、精進料理なのか?

どのような料理がでてるくのか
まったく想像できないので、
入れるわけないですよねぇ。

で、ぼくは、マーケティングに興味があるので、
なんちゅう店なんや!

典型的なアカン店(このままでは潰れる)やんか。

とアンテナに引っかかりました。

が、多くの方は気にもならないでしょう。

だから、食べに行くこともない、
ってことは、潰れてしまう可能性が高いのです。

飲食業界は、新規の店舗が1年以内に
閉店する確率は約4割といわれています。

で、3年以内に7割のお店が
閉店してしまう。
(飲食に限らず、店舗型全般しんどいですね)

という、とてもきびしい業界なんです。

が、なぜこんなにも潰れてしまうのか?

というと、マーケティングの知識がないからです。

ちなみにマーケティングの定義については
いろんな考え方があります。

が、ここでは、

ーーーーーーーーーーーーーー
まだ知らない人たちに自分の
お店のことを知ってもらう。

で、一回食べに行って見たいよな!

と、感じてもらい、じっさいに
足を運んでもらうまでの活動
ーーーーーーーーーーーーーー

とします。

ほとんどのお店が、
ここできてないんですわ。

良いものを安くだすよりも。

シャレた店がまえにするよりも。

ユニフォームや器にこだわるよりも。

まずは、お客さんに知ってもらう。

そして、お店に足を運んでもらうため、
の施策こそが、経営者がやるべき
もっともたる仕事なんです。

ですが、おおくの新人経営者が
ここを理解できてない。

というか、概念すらないんです。

ぼく自身も、ここができていないことで
お店つぶしました。

ヒーヒーいいながらも、
4年ちょいは持ちこたえたんです。

が、後半は、なんとかお店を存続
させるための資金繰りにおわれ、

まともな精神状態で営業できてませんでした。

それに、お客さんに喜んでもらうため
ではなく、どうすれば月末の支払いを
やり過ごすことができるのか?
(80〜100万くらい)

ってことしか考えていませんでした。

毎月まいつき、20日を過ぎたあたりから
強烈な胃の痛みに襲われていたんです。

ガバッと夜中に何回も目が覚めます。

そして、自分自身の行動によって、
この状況に追い込まれたのですが、

もしかしたら、精神的ストレスで
やばい病気にかかってしまっているのでは?

と、毎日ビクビクしていました。

ここで、恥ずかしいけど告白します。

毎回、トイレのおっきいほうをした時、
真っ黒の便がでていたらどうしよう。

なんて、恐怖を覚えていました。

だからこそ、まったく知らない方の
お店なんですが、人ごとには思えないんです。

オイオイ偽善者ぶってんじゃねーよ!

なんて思うかもしれません。。

が、

コピーライティングにであい、
人の心理を深く理解するようになってからは
マジで感情移入しちゃうんですわ。

相手のストーリーをイメージして
妄想がふくらんで、カーッと熱くなって
涙がでてしまうこと、もあるんです。

だってさ、みんな夢をもって
勇気をふりしぼってお店をはじめます。

・お客さんいっぱいの繁盛店にするぞ!
・がっつり稼いで家族旅行だ!
・子供たちにお金の苦労かけたくない!
・多店舗展開したい!
・嫁ちゃんを楽にさせたい!
・老後の不安から解放されたい!

みーんな、それぞれの想いをもって
お店をはじめるんです。

が、おおくの人たちが夢やぶれ
納得いかないガマンの人生を強いられるんです。

しかも、店舗型ビジネスは
初期費用が最低でも500万くらいは
かかるので、

失敗した時のダメージがけっこうデカい。

じゃぁ、なんで潰れちゃうのか?

というと、マーケティングを知らない、
という理由は横においといて、

考え方と価値観に問題があるんです。

たとえば、

ちょっと高級感があって
おちついたシャレた感じの店にしよう
そうすればお客さんが来てくれるはず。

味には絶対の自信がある、
だから速攻で口コミがひろがるだろう。

コツコツ良いものを提供してたら
ある時を境に、売り上げがグンと
伸びてくるはずだ。

もしかしたらマスコミからの
取材がくるかもしれない!

このような、楽観的というか
希望的観測的な考え方をしてる人が
めっちゃおおいんですわ。

ちなみに、過去のぼくのことですが。

で、

「商売は牛のよだれ」

利益は薄くてもダラダラと牛が
よだれを垂らすように、長時間働きなさい。
という意味のいい伝え。

「薄利多売」

「安くて良いものを」

「石の上にも三年」

「景気回復までじっと耐えるんだ」

このような価値観を信じて
商売をはじめるのです。

ちなみに、これも過去のぼくのことです。

幼少期より商売人の父親と、叔母から
このようなマインドセットを
叩き込まれていたんです。

けれど、じっさいには
まったくちがってた。

ぜんぶ、真っ赤なウソでした。

で、自分の考え方や価値観を
いつでも自由に変えることができるんだ。

また、思考を変えれば、
一瞬にして世界観が変わる。

ということを知らなかったので、
最終的につぶれてしまったのです。

いや、気付いた時には、
手遅れになっていた。

という表現の方が
正しいかもしれません。

で、この記事をここまで
真剣に読んでくれているあなたが
現在どういった状況なのかはしりません。

もしかしたら、ぼくと同じような
経験をしたことがある。

または、

けっこう、危機感をかんじています。
が、どうすれば良いのかがわからない。

または、

今まさに棺桶に片足を突っ込んで
いる状態なんです。

といった状況なのかもしれません。

が、どのフェーズにいようとも
まずは思考を変えることが大切です。

くさってても、時間はたつし、

突然、ラッキーパンチが
あたったかように

ガラッと状況が良くなる、
なんてことはありえないのです。

先日、林さんという方(FB広告の専門家)の
メルマガでいいお話をききました。

そのお話とは、

おなじ場所でずーっと
足踏みしていても靴底は減る。

というお話です。

なるほどなぁ、と思いました。

前に進もうが、
おなじ場所でとどまっていようが、

どんどんと靴の底は減ってくる。

つまり、ぼくたちに与えられた時間は
確実に減っている。

ということなのです。

このように考えると、

ウジウジと考えている時間って
めっちゃもったいないですよね。

ほんと、そーだわ。

ということで、この記事を読んで
ハッとしてくれたあなたは、

1日半歩でもいいので、
前にすすみましょう。

ぼくもがんばりますので。

で、何か気づきがあった!
(わからないことでもOKです)

という場合は、アウトプットがてら

コメント欄からでも、お問い合わせから
でもいいですのでメッセージくださいね。

そうしていただくことで、
やる気が出ますので。

楽しみに待ってます。

本日も貴重なお時間をつかって
最後まで読んでくれてありがとう。

ではまた。

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