マーケティング

先行者利益という言葉の真意とは?

こんにちは、澤井です。

やれ、エアビー(Airbnb)じゃ。(ちょっと古いですが。)
やれ、仮想通貨じゃ。
やれ、ライン@じゃ。

「こっちにおいしい果実があるよ!。みんな集まれ〜」

なんて言われて、

まるで、ちびっ子サッカーみたいに
1点にわーッと集まっちゃう人たちってねぇ

じつは川下にいる大衆。

つまり、完璧に搾取される側の人間である。

ってこと知ってました?

先行者利益のまちがった解釈

おおくの方の「先行者利益」という言葉
に対する解釈って、おそらく

・世に出まわる前に、手に入れておいしい思いができる
・知ってる人だけが、大儲けできるシークレット情報
・仕掛ける側、になれる大チャンス

このような感じで捉えてるのではないでしょうか?

けど、まったく違うんですよねー。

そもそも、シークレットかもしれない?

という情報を知る時点で、その他大勢の方も
同じように知ることができてるんですから。

たとえば、

・ウワサずきの隣のおばさんとか、
・公園での日向ぼっこが日課のお年寄り
・早朝からパチンコ屋にならんでるおじさん

なんかは、知らない情報なので
その方々よりはスピーディに情報を
得ることはできてます。

が、あなたのライバルは、あなたと同じような
アンテナを持っているはずです。

ってことはですよ、

カラーバス効果で必然的に
同じような情報を察知するのです。

「あ、これ来るかな?」みたいに。

だから、似たようなタイプの人が
我先に!とわーっと集まって来るのです。

で、です。

この状態になった時に
誰が一番とくするのでしょうか。

考えたことあります?

・一番のりで手をあげた人?
・大金はらって特別枠にスベり込んだ人?
・決断力がある先着5名さま、までの人?

全員ちがうんですよねー。

先行者利益で一番とくする人とは?

一番とくするのは
情報を発する元、となった人。

つまり、胴元が一番とくするんです。

わかりやすく例えると、

運動会の棒倒しって競技あるでしょ?

あれの棒の先っちょにおいしい果実を
くっつけて、先に仕掛けをつくっておく。

で、「みんな取りにおいでー!」

と、おいしいエサの在りか、
を世に発した人だけが得をするんです。

で、おおくの人がエサを取るために
棒に群がるのです。

後ろから蹴飛ばしたり
髪の毛ひっぱたり
隠れてボディーブローしてみたり

あの手この手を使って、
果実を取るために必死になる。

で、胴元はというと、

その様子を俯瞰的に見て
ニヤニヤとしているのです。

「ふふっ、やっとるやっとる。」

と、高級ワインを飲みながら
高みの見物状態なのです。

なんとなくイメージしていただけましたか?

ここで、ゾッとしたあなたはセンスありです。

自分が置かれている状況をしっかりと
把握することができましたので。

「エサ欲しさに棒に群がっている俺って、なんかダサい」

と。

そして、先行者利益をいう言葉の
本当の意味も理解してただけたのではないでしょうか?

真意は?

胴元が大衆を集めるために使う言葉、であるのです。

じゃぁ真意を理解できたところで
ぼくたちは、どうすればいいのか?

棒の先に果実をちょん、とのせる感覚を意識する

のです。

ここまでこの記事を読んでくれているあなたは
おそらくビジネスをされていること、と思います。

ですので、

ビジネス=価値と対価の交換

という方程式は理解されていることでしょう。

なので、価値を提供するにはどうすればいいのか?

ということを常に意識しているのではないでしょうか。

だからこそ、おおくの人に価値を
提供することができそうな

先行者利益というワードに反応して
脊髄反射的に飛びついてしまっていた
のではないでしょうか。

しかしです、先行者利益という言葉の
本当の意味を知ってしまった。

からと言って新しい情報をシャットダウンしてしまう
ことはおすすめしません。

どうしてかというと、

使いようによってはおいしい思い、
ができるからです。

なので、これからは先行者利益を得るぞ!

ではなく、

便乗してうまく利用してやるぜ!
という感覚を意識してください。

具体的にどうするのかというと、

この情報を流した元となる人物は誰なんだ?

どのような見込み客に、
どのようなオファーしてるんだろう?

見込み客はどのよな属性の人が多いの?

この情報を得たとしても、まだ見込み客が
不満におもってることって何?

このように全体を俯瞰的にながめて

あなたが棒の先っちょに置くためのエサ

を見つけること、にコミットしてください。

そして見つけたエサをばらまいて見るんです。

お客さん侮辱するような「エサ」という
表現を使っていますが、イメージしてもらいやすいように
わざと使っている。ということをご理解願います。
ですので、決して蔑んで見ているわけではありません。

そうすることで、川下ではなく川上に立つ人、
になることができますので。

どーせ、ビジネスするんだったら、
自分で主導権にぎって川上に立ちたいと思いませんか?

ぼくはそうあり続けたい!と強く願いますよ。

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