40代で自営業だけど廃業しそう。
まだ、幼い子どももいるし将来がめっちゃ不安。
これからどのように生計をたてて行くのがベストなんだ？その方法を知りたい。
というお悩みを解決するための記事です。
ぼくは、3人の子どもがいるんですが、40代で自営業の廃業と自己破産を経験しました。
けど、今は幸せに暮らしています。
自営業を廃業してその後、どのように復活したのか？
この記事でお話しする、ぼくの経験談があなたのお役にたてばうれしいです。
この記事を読むことでわかること、
40代で自営業を廃業してその後、生計をたてなおすまでの方法
では、さっそくはじめましょう。
自営業廃業で感じる不安要素はおもに４つ。ピンチ脱出へのヒントは現実を直視すること
自営業を廃業しなければならないときって、身も心もボロボロで冷静な判断ができないし精神状態はかなりヤバいです。
「ぜんぶ捨てて、だれもいない場所に行きたい」「いっそのこと、消えて無くなってしまいたい」このようなことを頭の中で何回も考えてしまいます。じっさい、ぼくがそうでした。
けど、自分を救えるのは自分しかいないんです。
そして、行動することでしかあたらしい結果を得るこはできません。
だから、どこから手をつければいいいのか？という行動の糸口をみつけることが先決です。
ツライ作業かもしれませんが頭の中で不安に思っていることをすべて書きだして、現実を把握することが最初の一歩です。
で、ぼくの経験上、不安要素はおもに４つあると思います。
お金の不安
・これから先の生活費はどうすればいいんだ？
・子供が大きくなるにつれてお金がかかる
・もう返せそうにない借金をどうすればいいんだ？
これらのように「当面の生活費」「子供にかかるお金」「借金」に不安を感じることでしょう。
ですが、お金の問題は自分が稼ぐしかないし、借金がある場合は自己破産してリセットするのもアリです。
ぼくは自己破産しましたが、マイナスがゼロになったので、めちゃくちゃ気持ちがラクになりましたよ。
現実を把握して、「弁護士に相談する」という行動をしたからこそ得られた結果です。
健康の不安
40代になると、学生時代なかのよかった友人が大病を患ったり、亡くなってしまったり、命の尊について考える時間がふえてきます。
だから、もし俺が病気になったら家族はどうなるんだ？という不安がおおきいと思います。
ですが、まだ、起きてない不安にビビってる時間ってまったく意味がないんですよ。
自営業を廃業するくらいなので、スポーツジムに行ったり、食事にお金をかけることなんてできないかもしれません。
ですが、一家の大黒柱として、まだまだがんばらなければならないので、暴飲暴食に注意したり、ウォーキングするなど、現状できる範囲で自己管理をしましょう。
将来・老後の不安
ぼく自身は、この不安を一番おおきく感じていました。
どうしてかというと、18歳から自営業をはじめたんですが、40歳をすぎるまで国民年金をかけてこなかったから。
今は、かけてますが年数が少ないので、高校生のバイト代ほどしか支給されません。
というか、俺は年金にたよって細々と老後を暮らすために商売をやっているんじゃない。
このように、そもそも年金をあてにした老後生活なんて考えていませんでした。
たくさん稼いで、資産運用だけで生活できるファイナンシャルフリーを目指すのだ、という夢があるから自営業の道を選んだのです。
その気持ちは今でも変わりませんし、年金の仕組みはすでに崩壊しています。
「国の借金」「少子高齢化」の現状をみると、どー考えてもキビいしいですよね。
だから、国の保証なんてあてにできないこれからの時代は、サラリーマン、自営業に関係なく自分で資産を残さないかぎり明るい未来はやってこない、ということです。
ですので、ぶっちゃけ不安です。が、やるしかないですよね。
仕事面の不安
・自営業を廃業した40代の俺をやとってくれる会社はあるのか？
・サラリーマンとして何歳まで働けるのだろう？
自営業を廃業後は、サラリーマンとしてお金を稼ぐことになります。
ですが、40歳を過ぎているという年齢がネックとなりますし、「40代 自営業 転職」などで検索した結果をみると、どれもキビシイ意見ばかりです。
だから、どこもやとってくれないのでは？と不安になることでしょう。
ですが、ぼく自身はこの壁をあっさりとクリアできました。
その方法は、40代妻子持ちの自営業から転職したコツ！【35万給与明細を公開】にくわしく書いてあります。
どの業種を選ぶのか？で働き方も収入もおおきく変わりますが、なんとかなりますよ。
自営業の廃業後は先のことよりもまずは、生活基盤の確保を最優先
自営業を廃業した後は、とにかく生活の基盤をととのえることが大事です。
そして、生活基盤といっても収入面だけではなく、家族関係もととのえる必要があります。
そうなると、当然、奥さんの協力も必要になります。
自営業の時代にかなり負担をかけていたにもかかわらず、さらに負担をかけることになります。
そして、自営業を廃業するような状態のときは、必ずといっていいほど夫婦関係もよくありません。
顔をあわせば火花がバチバチ、家庭崩壊、離婚秒読み寸前、こんな状態かもしれません。
ウチはそうでした。
だから、生半可な気持ちでは修復できないことを覚悟しておきましょう。
このように精神的にかなりキツイ状態ですが、それとは別に生活費も稼がなければなりません。
自営業廃業直後で先行きが不安、夫婦関係もサイアク、こんな状態ではうまく再出発できません。
だから、まずは内（夫婦関係）から修復することをおすすめします。
ぼくは、自営業の嫁はストレスで爆発寸前【家庭崩壊の前に夫がやるべき対策】に書いたように考え方を変ることで幸せな家庭をキープできています。
まだまだ逆転可能！自営業思考で「複業」をはじめる
自営業思考ってことばは、勝手にぼくがつくったことばです。
会社や国に依存するのではなく、自分の腕一本で富を築くのだ。
このような考え方をもっている人のこと、と思ってください。
で、このような野望をもって自営業をはじめたはずなのに、たった一度の失敗だけで人生終わった。
みたいに考える人がめちゃくちゃおおいです。
たしかに、40代だと年齢がネックとなるかもしれません。
ですが、それってこれからの人生をサラリーマン一本で過ごそうと考えているからなのではないでしょうか？
エジソンは1万回、失敗してもあきらめなかったし
カーネルサンダースさんも60代でブレークしました。
だから、ぼくも自己破産、廃業、そしてサラリーマンを経験しましたが、最初っからダブルワークで「複業」するぞ。
そして、数年以内に絶対に巻き返してやる！
このような気持ちで挑みました。
年齢・資格・資金は関係なし！「自営業で儲かるおすすめの業種5選」にくわしく書きましたが、アラフォー・アラフィフでもまだまだ返り咲くチャンスはありますよ。
40代で自営業廃業後、返り咲くための５つのステップ
「そんなうまくいくわけがない」と感じるかもしれませんが、ぼくはこの５ステップでピンチを乗り越えました。
【ビジネス初心者基礎講座】学校では絶対に教えてくれない成功法則
ステップ①自営業廃業を決断する
もう嫌気がさしているのなら、ダラダラと先延ばしせずに「辞める」と決断しましょう。
ステップ②期日を決めて決行する
店舗をいつ解約するのか？など、具体的に廃業する期日を決めて店舗契約の解約申請、廃業届の準備など、実行にうつしましょう。
また、自己破産を考えているのなら弁護士に相談しましょう。
参考記事：自営業が自己破産にかかる弁護士費用と期間はどれくらい？実体験を告白
ステップ③生活基盤の確保
すっきり清算したら、生活基盤の確保に全力を注ぎましょう。
ステップ④複業開始
そして、タイミングを見計らって複業の開始です。
くれぐれも注意して欲しいのは、アルバイトなどの「副業」ではなく、自分で業を起こす「複業」をはじめる、ということです。
年齢・資格・資金は関係なし！「自営業で儲かるおすすめの業種5選」で、お金をかけずにはじめることができる複業を紹介しているのでチェックするといいでしょう。
ステップ⑤「ネバーギブアップ」自分を信じてあきらめない
家族への感謝の気持ちを忘ることなく、そして自分のポテンシャルを信じて行動を継続しましょう。
まとめ、40代自営業で廃業しても大丈夫。その経験が糧となりパワーアップできます。
ここまでいかがでしたか？
「もうそんなバイタリティは残ってないよ」「え、このような考え方があったんだ」いろいろ思うところはあると思います。
そして、この記事を読んでくれているあなたの現状はキビシイ状態かもしれません。
ですが、ぼく自身がこの記事に書いた方法で乗り越えることができました。
7年前、自己破産するために弁護士に相談し、ぼくのミスで情報がもれて税務署に店の保証金を差し押さえられたときは、「俺の人生、終わったな」とドン底の状態でした。
けど、”喉元過ぎれば熱さを忘れる”ということわざ通り、今はなんとも感じません。
「タネをまいたあんたが悪い、すべて自己責任じゃん！」といってしまえば身も蓋もありません。
しかし、あの経験があったからこそ今の価値観や世界観、物事をみる視点、などを手に入れることができたので経験してよかったな、と思ってます。
最後まで読んでくれてありがとう。
あなたに幸があるように祈ってます。
