働き方

自営業の嫁はストレスで爆発寸前【家庭崩壊の前に夫がやるべき対策】

「がんばっているのに感謝されない」

「家庭崩壊寸前こんなはずじゃなかったのに・・・」

自営業で仕事をがんばっているのに、嫁との関係が最悪でどうすればいいのか困り果てているあなたの悩みを解消するための記事です。

プラス、自営業の夫にガマンの限界がきて、偶然この記事にたどり着いてくれた「現役自営業の嫁さん」であるあなたにも読んでいただけたら嬉しいです。

さわしん
さわしん
どーも、さわしんです。

突然ですが、告白させてください。

ぼくは、嫁さんに結婚指輪をゴミ箱に捨てられた経験があるんです。

当時まだ、幼かった長女のめのまえでも関係なし。

顔をあわせるたびに、大声で罵声を浴びせあい、ティッシュペーパーの箱をぶん投げ、ドアを力まかせにバーン!と閉めたり、プラスチックのゴミ箱をおもっきり蹴っ飛ばしたりしていました。

となりで恐怖のあまり泣きじゃくっている娘なんてそっちのけで、お互いの感情を剥き出しにしながら衝突する。

そのような日々を、何度もくり返しました。

けど、今は幸せな気持ちで毎日を過ごせています。

なぜ、家庭崩壊の危機を乗り越えることができたのか?

過去のぼくや、ぼくの嫁さんのように現在、苦しみもがき心の中でまいにち涙を流しているあなたのお役に立てればと思いこの記事を書きました。

さわしん
さわしん
 止まない雨はない
苦しみからは卒業やで

この記事でわかること

・自営業の嫁が抱えている
ストレスや不満

・離婚届だけのこして実家に
帰られない方法

・自営業の嫁さんを幸せに
してあげる秘策

自営業の嫁が抱えるストレスや不満ベスト3

ここでは、自営業の嫁さんが抱える不満のベスト3を発表いたします。

ぼくの嫁さんと、ママ母(自営業を営む父親の嫁)にヒアリングした結果。

と、いろんなお悩みサイトをリサーチしてランク付けしました。

ベスト①「老後」「健康」「お金」将来が不安だらけ

まずは、老後。国民年金は平均月額55000円ほどです。

そして自営業の場合はサラリーマンのように退職金などがありません。

夢をおいかけるバカな男とちがって、女性は現実を直視し、しっかりと将来を見据えます。

ですが、自営業は不安定だし先行きなんて不透明、なのでそりゃ不安ですよね。

次に、健康。

自営業はとにかく体が資本です。

ですが、長時間労働や毎日つきあいのお酒。

すべての自営業者には当てはまりませんが、不規則な生活習慣や運動不足により、生活習慣病にかかってしまうリスクが高い。

しかも、サラリーマンの場合は、毎年強制的に健康診断を受けますが、自営業の場合はほったらかしで一度も健康診断を受けたことがない。

なんて経営者もたくさんいます。そりゃ不安ですよね。

次に、お金です。

サラリーマンの場合は、毎月きまった日にお給料が振り込まれます。

多い少ないはあるかもしれませんが、生活費の内訳をある程度シュミレーションできます。

ですが、自営業は、売上が上がればお金が入ってくるし、なければお金が入ってこないので予測不能です。

しかも、通帳を夫が管理している場合は、まったくお金の流れが把握できません。

今現在いくらぐらい貯金があるの?毎月まいつき、増えていってるのか?もしかして、めちゃくちゃ借金してるんじゃないの?

まぁーそりゃ不安です。

さわしん
さわしん
先が見えないのが自営業やけど
安心させてあげるためにできることをやろう

けど、実際問題めちゃがんばってるけど経営状況がキツい!というあなたは以下の記事を参考にしてみては?

 

参考:旦那の稼ぎなんていらん!リスクゼロで経済的自由を手に入れるための思考
参考:自営業は「副業」なんてNG「複業」でサクッと稼ぐ!おすすめの複業2つを紹介
参考:稼げる経営者は実践している濃い見込み客がガンガン集まるマーケティング手法とは?

ベスト②過酷なワンオペ育児なのにタダ働き

日本人特有の変な固定観念に、「男は外で仕事、女は家にいて家庭を守る」みたいなのがあります。この影響をモロに受けているんでしょうが、

自営業、サラリーマンに関係なく日本人男性には「俺は仕事がんばってるんだから、家事や子育てぐらいはお前がやっとけよ!」という考え方をするアホな男がいかに多いことか。

ぼくは、小5の時に親が離婚したので父親に育てられました。

だから、料理や家事はすべて自分でできるので大変さを知っています。

にも関わらず、以前は忙しくて時間がないことを理由に嫁さんにまかせっきりでした。

しかも、当時は3歳の長女に生まれたての次女がいたので、ストレスは相当なものだったでしょう。

だって、お母さんは24時間営業の休みなしですから。

赤ちゃんを寝かしつけるのってめちゃくちゃ大変なんです。

乳首を口から離した瞬間に泣き出したりするので、トイレにも行けないんですよ。

何かのテレビ番組で見たことがあるんですが、赤ちゃんを育てている主婦の働きを年収に換算すると、2000万円相当に匹敵する、と言ってました。

「そんなアホな」と思うかもしれませんが、24時間赤ちゃんの面倒を見れば過酷さが伝わると思います。

さらに、この状態にプラスして「自営業の嫁やねんから手伝って当然やろ」みたいに言われたりすると・・・

しかもただ働きなんかだったら、そりゃ不満に感じて当然ですよ。

あつかいが不当すぎるわ。

さわしん
さわしん
 嫁ちゃんさま、以前はホントごめんなさい。反省

ベスト③夫+義理の両親vsひとりぼっちの嫁

「長男と結婚して、自営業の実家に嫁いだ」もしくは、「サラリーマンの夫と結婚したけど、親の後継で自営業になった」という自営業の嫁さんの心理的ストレスは半端なくキビシイものがあります。

どうしてかというと、

夫婦といってもしょせんは他人同士。

だから、嫁さんよりも母親や父親の意見を尊重というか優先する夫が多いのです。

ぼくの実家も自営業ですが、実の父親+ママ母(しかも2人目でぼくの2歳上)という兄弟みたいな関係であることと、たまに手伝いに行くくらいで、がっつり経営に参加している訳ではありません。

ですので、この件に関しては、ぼくの嫁さんの心理的ストレスは低いと思います。

ですが、いろんなお悩みサイトをリサーチしていると、切実な声がたくさん聞こえてきたので胸が痛くなりました。

ぼくにはどうすることもできませんが、もし、この記事を家族経営に嫁を巻き込んでいる旦那さんが読んでくれているのであれば、あなたとご両親、そして奧さんとの関係性を俯瞰してみてあげてください。

そして、ぜひ小さなSOSに気づいてあげてください。

さわしん
さわしん
肩身がせまくがまんの人生なんて可愛そすぎるで

離婚届を叩きつけられる前に自営業の夫が心得るべき3つのこと

ここでは、結婚指輪をゴミ箱に捨てられるまで、相手の気持ちなんて考えずに自分勝手していたぼく自身。

が、愚かさに気づくことができて、どのようにしてこころを入れ替えて関係修復に努めたのか?についてお話しします。

いったい俺は誰のためにがんばっているのか?と考える

そもそも、自営業という道を選んだのは自分自身です。

商売人の倅として生まれた、というバイアスがかかっていたとしても自営業の道を選択したのはぼく自身です。

そして、嫁さんや子供たちに「でっかい家」「財布の中を気にせずお買い物」「やりたいことは全部させてあげたい」このようないい思いをさせてあげたいんだ!という気持ちでした。

ですが、ビジネスが順調なら心に余裕があったのかもしれませんが、「どうすれば稼ぐことができるのか?」と目先の売り上げのことに、どんどんと思考が奪われてしまったのです。

そして、いつしか家族なんてそっちのけで仕事人間になってしまいました。

稼がなきゃ、稼がなきゃ、稼がなきゃ・・・

と、自分のことでいっぱいいっぱいになってしまったのです。

こんな姿って格好いい旦那でも、お父さんでもないですよね。

俺は誰のために、そしてどのような目的を達成するために生きているのか?

と、常に意識して平常心を保つことが大切です。

さわしん
さわしん
iPhoneの待ち受け画面を家族写真にしてるから今はバッチリやで。^^

「喧嘩しているうちが華」と思って受け入れる

「愛想も小想も尽き果てる(あいそもこそもつきはてる)」ということわざ知ってますか?

意味は、相手の言動にあきれてしまって、もう愛情がまったくゼロの状態になってしまった、です。

だから、こうなっちゃうともうおしまい。

何を言われようが感情が動かないので、スルーされて修復不可能となります。

こんなことを言うと頭がおかしなヤツ、と思われるかもしれませんが、嫁が攻撃的なことをいってる時には、「あ、コイツ俺のことにまだ気があるんだな」と感じてニヤついてください。

そして、なぜ攻撃的な言葉を投げかけてくるんだ、と被害者意識で自分の感情に意識を向けるのではなく、どうすれば、笑顔にしてあげることができるだろう。

と、相手の感情を察して自分にできること、を考えるようにしてください。

「言われた」「やられた」と被害者ヅラはやめて、しっかりと相手の言い分を受け入れる。

そして、相手を変えようとするのではなく、自分がどのように変われば相手が喜んでくれるのか?

と考えるようにしましょう。

感謝の心を忘れない

アンタおじいさんか!と突っ込まれるかもしれませんが、また、ことわざを使わせてください。

まさに「子は鎹(かすがい)」ということわざ通りで、ぼくは子供たちのふとした成長に気付くたびに、嫁さんのことが愛おしくてたまらない気分になります。

どうしてかというと、

嫁さんがいなければ、子供たちには会えなかったから。そう考えると本当にありがたい気持ちになります。

そして、嫁さんがいてくれるからこそ仕事をすることができるんです。

まぁ、小っ恥ずかしくて口には出したことはありませんが

俺と一緒にいてくれてありがとう、みんなで幸せになろう。

そして、いつもありがとう。

という感謝の気持ちを忘れないでください。

自営業の嫁のストレスを解消してあげる方法

ここまで、読んでくれたあなたは、ほんの少しでも自営業の嫁さんの大変さ。

に気づいてくれたのではないでしょうか?人生はたった一度きりなので自分の好き勝手やるのは全然アリだし、ぼくもそう考えています。

ですが、嫁さん1人を幸せにできない男が、お客さんを幸せになんてできるわけないんです。

だから、一番そばにいてくれる人への気づかいの心を忘れてはいけません。

「ありがとう」の気持ちを言葉で伝える

毎日まいにち自然に「ありがとう」「感謝しています」「ほんと助かる」と言葉にして伝えるのが最高です。

ですが、慣れてない人は照れくさいと思います。ぼくも無理です。だから、「1日に1回だけありがとうと言おう」というノルマを作ってください。

お茶を入れてくれた。タオルを取ってくれた。理由はなんでもいいので、とにかく「ありがとう」と言葉にして発することが大切です。

「阿吽の呼吸」とか「テレパシー」になんて期待しないで、素直に「ありがとう」という。

これが一番、伝わります。

スキンシップやコミュニケーションを大切にする

旦那さんは仕事でクタクタ、嫁さんは家事や子育て、それに仕事なんかしていたら毎日が戦争です。

だから、家にいる時間くらいゆっくりしていたい。という気持ちもわかります。

しかし、スキンシップってめちゃくちゃ大切なんです。

そして、何も夫婦生活だけがスキンシップではありません。

ぼくは、時間のあるときは「コロコロ」と呼んでいる道具を使って嫁さんのふくらはぎや、太ももの裏側、背中などをコロコロとしてあげたり、肩を揉んであげたりします。

(じっさいの「コロコロ」の写真です。)

そして、お互いの肌の温もりを感じることで、なんだか心が通じ会える気がするし、不思議とホンネを話せるのでコミュニケーションをとることもできるのです。

まさに、一石二鳥です。

「あー、俺の方がマッサージして欲しいんやけど」なんて野暮なことは言わずに、ぜひ、嫁さんをマッサージをしてあげてください。

キモっつ!と言われるかもしれませんが、マッサージを受け入れてくれた時点で心が開いているんですから。

「お母さんの定休日」を作ってあげる

先ほども言いましたが、嫁さんはお母さんの役目もになっているので毎日が戦争です。

だから、できれば1週間に一回、丸一日。条件的にきびしければ半日でもいいので休日を作ってあげてください。

・友達とカラオケにいく

・ひとりでスタバに行って
フラペチーノを食べる

・ショッピングモールで
ウインドショッピング

・テニスやスポーツジムに行く

・美容院に行ってからランチ

・気のあう友人と居酒屋へ

毎日、息つく暇もない生活をしていいると、ホント窒息しそうになってしまいます。

だから、「自由でひとりになれる時間」をプレゼントしてあげてください。

絶対に喜んでくれますので。

【まとめ】経営者だけじゃない、じつは自営業の嫁も大変なんだよ

ここまで、いかがでしたか。

・自営業の嫁が抱えている
ストレスや不満

・そのような嫁に
夫がしてあげられること

・嫁さんのストレスを解消して
夫婦円満になる秘訣

について、お話ししてきました。

そして、じつはこの記事は数年前のぼくの嫁さんに読んで欲しいな。

と、思いながら書きました。

がんばってもがんばっても全然うまくいかない気づけば自転車操業で借金がふくらむばかり

そして、いよいよパンクする寸前に、

「今月から家賃を払えないから子供たちと実家に帰ってくれ」

そして、強制的に別居することに・・・

こんなひどいことをしてしまった嫁さんへ
償う気持ちで書きました。

本当にいつもありがとう、感謝しています。

そしてこれからもよろしく。

最後まで、読んでくれたあなた様ありがとう。

ツライ状況を乗り越えるコツは、先ずは自分の考え方を変えることだよ。

そうすることで世界が変わります。

 

POSTED COMMENT

  1. まあや より:

    素敵な記事をありがとうございます。
    旦那さんが会社経営をしていて、経理や事務などのサポートをしております。
    本当に辛いことが多く、思いの行きどころがなくなってしまうことがあります。
    謙虚な姿勢を大切にしているからか、傷つくことを言われることもあり、「頑張っても認められないな。」と1人涙を流すこともあります。
    その矢先にこの記事に出会えて、なんだか励ましてもらえているような労ってもらえているような気持ちになりました。
    ありがとうございます。
    澤井さんとご家族の健康と発展を願って…。

    • 澤井 真一郎 より:

      まあやさん、こちらこそ素晴らしいコメントありがとうございます!

      家族経営されている方は、たくさんおられますが、身内だからこそしんどいことがたくさんあると思います。

      で、自身が辛い経験をしたからこそ「相手の気持ちを思いやる心を持つことができる」とぼく自身は自分が経験することで気づくことができました。

      誰にも相談できなくて孤独を感じることもあるかと思いますが、まあやさんのご家族の健康と発展を願ってます。

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