売り込まずに売れる仕組みを作れちゃう、最強のマーケティング手法であるダイレクトレスポンスマーケティング。
にも、やはりデメリットがあるんです。
この記事では、DRMのデメリットを知ることができます。
ダイレクトレスポンスマーケティング3つのデメリット
ダイレクトレスポンスマーケティング3つのデメリット
について詳しく解説しますね。
【デメリットその①】マネタイズまでに「コスト」と「時間」がかかる
ダイレクトレスポンスマーケティングは、商品に興味のある
ホットな見込み客だけを集めてクロージングしてゆく
マーケティング手法です。
ですから、『いきなり商品を売る』のではなく、
先ずは、興味のある見込み客を集める必要があります。
わかりやすい例えだと、スーパーの試食。
「青森県さんのあま〜いリンゴのご試食はいかが?」
「じゅわ〜っと、肉汁があふれ出すポークウインナーはいかが?」
といった感じで、リンゴやウインナーに興味を持っている人
に気づいてもらえるようにアピールします。
すると、「お!食べてみたいよな」と、興味のある
見込み客が集まってきます。
で、試食してもらって気に入ってくれたら
買い物カゴの中に商品を入れてもらえますよね。
また、たとえばドモホルンリンクルは、
初回は無料サンプルをもらえます。
で、お試しして気に入った方に定期購入してもらえる。
ダイレクトレスポンスマーケティングの流れは、
【ステップ①】先ずはお試し
↓↓ ↓
【ステップ②】気に入ったら購入いただく
このように
いきなり販売するのではなく、
先ずは『お試ししてもらう』という工程をはさみます。
ですから、購入してもらうまでに、2段以上の階段を
登ってもらう必要があるんです。
2ステップマーケティングなんて言わることもあります。
ですが、じつは厳密にいうと、
「お試しのステップ①」と「購入してもらうステップ②」の間に、もうワンステップ
『教育』というステップをはさむんですが、くわしくは別のパートで解説しますね。
ゆえに、お試ししてもらうための「コスト」と
購入してもらうまでに「時間」がかかるのです。
【デメリットその②】導線(仕組み)を作る必要がある
ダイレクトレスポンスマーケティングをやるには、
集客から販売までの導線(仕組み)を最初につくっておく必要があります。
どのような導線なのか?というと
以下の3つのステップです。
【ステップ①】集客
あなたの商品やサービスのことをまったく知らない人に
先ずは認知してもらう。
【ステップ②】教育
そして、お試ししてもらったり、商品のよさや必要性を感じてもらえるように
情報提供をして信頼してもらう。
【ステップ③】販売
最後に、「これだったら是非、売ってほしわ」と決して売り込むんじゃなく
お客さんが喜んで購入していただく。
まったくの知らない人が、
集客フェーズ
↓
教育フェーズ
↓
販売フェーズ
これら3つのフェーズを売り込み感をかんじることなく、
ワクワクと期待した気持ちで販売のフェーズまで進んでくれる、
そして、喜んで購入していただける。
ダイレクトレスポンスマーケティングをやるには
このような導線(仕組み)を最初に作っておく必要があるんです。
【デメリットその③】最低限の「知識」と「スキル」が必要
ダイレクトレスポンスマーケティングをやるには、
最低限の「知識」と「スキル」が必要です。
といっても、難関大学受験に必要な高度な知識や、
ネイティブ並みの語学力のスキルなんて必要ありません。
2流の公立高校をギリギリで卒業、元たこ焼き屋の露天商のぼくでも
理解できたのでご安心を。
具体的には、
『人間の購買心理についての知識』
と
『セールスコピーライティングのスキル』
です。
詳しく解説すると長くなるので、簡単に説明しますね。
なぜ、人間の購買心理を知る必要があるのか?
人の購買心理の欲求レベルをあらわした法則っていろいろあるんですが
『AIDMA(アイドマ)の法則』がわかりやすいし有名です。
Attension(注目) | 「お、こんな商品があるのか!」と認知する段階 |
---|---|
Interest(興味) | 「へぇ、便利そうじゃないの?」と興味を持った段階 |
Desire(欲求) | 「ちょっと、欲しいかも〜」と欲しく感じている段階 |
Memery(記憶) | その商品が、記憶にのこって頭から離れない段階 |
Action(行動) | 「よし買おう!」と購入する段階 |
上から順に、段階ごとの欲求レベルがちがうでしょ?
だから、たとえば、
「お、こんな商品があるのか!」と欲求レベルがAttension(注目)
の段階の人に「これ買ってください!」なんてアプローチをすると
100%逃げられてしまいます。
この状態って、
洋服屋さんに入った瞬間に、店員にピタリとマークされて
欲しくもないものを売り込まれる状態と同じですよね。
だから、人間の購買心理を理解して、段階ごとに
アプローチの方法を変える必要があるんです。
ですが、むずかしく感じる必要はありません。
どのような人も商品を購入するさいは、同じ心理をたどるので
一度、覚えてしまえば、簡単に商品を売ることができるようになります。
と、このような人間の購買に至るまでの心理をわかりやすく解説した法則のことをAIDMAの法則と言うんです。
が、インターネット、そしてSNSが普及している現代は、これまで消費者が購買までにとっていた行動に変化が起こったのです。
『AISAS(アイサス)の法則と』とは?
Attension(注目) | 「お、こんな商品があるのか!」と認知する段階 |
---|---|
Interest(興味) | 「へぇ、便利そうじゃないの?」と興味を持った段階 |
Search(検索・情報収集) | 「自分にピッタリなのはどれか?」ネットで調べている段階 |
Action(行動) | 「よし買おう!」と購入する段階 |
Share(共有) | 「口コミ」や「画像・動画」をみんなにシェアする段階 |
赤文字で書かれている「Search(検索・情報収集)」と「Shar(共有)」という風に、消費者の購買行動が変化したのです。
たとえば、
インスタのストーリーで興味のある商品を偶然発見する
↓
これ欲しいかも〜っと感じる
↓
Googleやインスタで検索して調べる
↓
良さげな商品を発見したので即ポチる
↓
商品を購入した画像や口コミをシェアする
あなた自身も、これとまったく同じ行動をよくとってしまうんじゃないでしょうか?
このように、人間の購買に至るまでの心理状態の流れ、を理解しておくことで、相手が欲している情報をドンピシャのタイミングで届けることができる。
だからこそ、人間の購買心理を理解しておく必要があるのです。
では、一体、
なぜ、セールスコピーライティングのスキルが必要なのか?
何かしらのものを売る時って、
『言葉ひとつ』で大きく反応が変わるんです。
たとえば、
ガソリンスタンドでオイル交換を
すすめる時の有名な事例があります。
ストレートに「オイルの点検いかがですか?」
と質問するとほとんどの人は、
「今はけっこうです」と断るんです。
が、「エンジンオイルが安全なレベルか
どうかチェックしていいですか?」
と質問すると、全員とはいきませんが
かなり反応率があがるんです。
だから、売れる言葉を使えるようになるために
セールスコピーライティングのスキルが必要となるのです。
対面だとセールストーク
テレアポだとトークスクリプト
文章だとセールスコピーライティング
このようなスキルですかね。
【まとめ】
以上、ダイレクトレスポンスマーケティング3つのデメリットについてでした。
【デメリットその①】マネタイズまでに「コスト」と「時間」がかかる
【デメリットその②】導線(仕組み)を作る必要がある
【デメリットその③】最低限の「知識」と「スキル」が必要
デメリットだけを見ると、ダイレクトレスポンスマーケティングって
むずかしそうだし、ハードルも高く感じるかもしれません。
が、確実にビジネスを楽に、そして上手くやれば爆発的に稼げるので、
あなたのビジネスにも是非、取り入れてくださいね。