マーケティング

親まで教育されてしまう学習塾

昨年末から6年生の長女が学習塾にかよい始めました。

自分で言うのもあれですが、
長女は、いわゆる優等生タイプです。

・課題はきっちりとやる。
・子供だけで校区外には絶対に出ない。
・夏休みの宿題は2日ほどで済ませてしまう。
・代表として人前で発表する役をよくやる。
・だけど、運動は苦手
・ちなみにそろばんは2段(自慢してごめんなさい)

とまぁ、こんな感じの女の子です。

で、弱点はよく言うとクール。

で、わるく言うと想いやりに難アリ。

なタイプです。

そんな娘が「塾に興味がある」と自分で言ったので、
じゃぁ行ってみる?

と言うことで、まずはお試し体験をして
本人が俄然やる気マンマンになったので入塾しました。

ぼくと嫁ちゃんは夫婦だけど他人どうしなので、
教育に関してはやはり価値観のちがいがあります。

で、お互いが真剣だからこそ衝突してしまうこともあります。

が、

自分が興味あることにはたくさんチャレンジさせて、
経験値をふやしたりいろんな世界を知って欲しい。

だから、可能性の芽をできるだけ与えてあげたい。

で、実際にやってみて「あれ?」と感じたのなら
昔の人がよく言う「始めたからには嫌でも6年間続けろ!」

と言うような、ただ時間と労力とお金をムダにする
クソの役にも立たない本人の感情を無視したおかしな考え方。

を押し付けるのではなく、

チャレンジして性に合わないことが
わかったからよかったやんか!

そして、ワクワクする何かを発見したら
またチャレンジすればいいやんか!

という部分は価値観が同じなのです。

だから、通わすことにしたのです。

でね、今どきの塾は皆そうなのか、
この塾が頭ひとつ抜けているのかはわかりませんが、

なんかねぇ、子供の勉強を教えてくれるのは当然として
親御さんも教育するんです。

どのように教育するのかと言うと、

まず、頻繁に面談があります。

子供の性格や学力レベル、生活習慣はもちろん
各々の家庭の教育方針とか親がどういった
価値観の持ち主なのか?

みたいな、様子も伺っているみたい。

で、塾から届くメルマガの内容がやばいんですわ。

アドラー心理学をベースに「親としての在り方」
を説いたお話が届くのです。

そして、ぼく自身は「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」
を何回も読み込むほど、アドラー心理学に超リスペクトしてるんです。

だから、うんうん、そうそう、いいこと言ってるよな♪

ってな感じで、すーっと心に入ってくるお話なのです。

が、このメルマガの内容を読んで
耳が痛〜い親御さんがけっこういるんじゃないのかなぁ?

とか思いました。

でね、このメルマガを読んで

子供の勉強だけじゃなくて、
家族にとって健全で安心できる生活環境を与えたい。

という想いがヒシヒシと伝わって、
めっちゃ感動した気持ちで、この塾の理念を感じとったてわけ。

ぼくが感化されやすい性格なのかもしれませんが、
もーねー、この塾のファンになりました。

でね、この「ファンになること」って、どんなビジネスにも
当てはまるとても重要なことなんです。

どうしてかというと、

お客さんをファンにしてしまった時点で、
過度なセールスは不要になってしまうから。

たとえば、

ぼくはアイフォン使ってるんですが、
2年に1回は機種交換しています。
(アイフォン4、5、6、7と使ってます)

他にも、いろいろなスマホがあるにもかかわらず
アップルファンなので、他社の製品になんて目もくれずに
無条件で買い換えてしまうのです。

このように、お客さんをファンにしてしまうと
他社と比較するという概念自体を消し去る。

という、とてつもないパワフルな状態を
手に入れることができるのです。

ピータードラッガーの名言に、

”すぐれたマーケティングはセールスを不要にする”

という言葉がありますが、

今回のぼくの体験談で、

まさにそのとうりやな。

とご理解いただけたのではないでしょうか?

で、相手に想いを伝えること、

そして、コミュニケーションって本当に大切だよな。

と改めて感じさせてもらったのです。

ぼくと同じ子育てまっ最中のあなたは、よい気づきを
えれると思うので以下に添付した塾からのメルマガを
読むことをおすすめします。

あと、学習塾を経営しているあなたは
丸パクリすれば確実に売り上げがアップするので
パクっちゃうこと、をおすすめしますよ。
(他業種でも使えそうですよね)

ではまた。^^

ーーー以下がメルマガですーーー

澤井 惺奈 さん
保護者 澤井 真一郎 様

学習塾ドリーム・チーム 〇〇ゼミナール からのお知らせです。

いつもお世話になっています、〇〇ゼミナールの〇〇です。
インフルエンザが流行りだしています。
保護者の皆さまもご自愛ください。

【全ての保護者様へ】
冬期講習は無事に終了いたしました。ご協力ありがとうございました。
授業の回数によって、習熟度も変わってきますが、
冬期講習が学力アップのスタートになるように、これからも精一杯指導していきます。

1月下旬から保護者懇談を実施いたします。

日程希望用紙をまだ提出されていない方は、お早目にご提出ください。
来週から、懇談の日を書面でお伝えさせていただきます。

下記の文章は、当塾の顧問を務めている先生が保護者向けに書いているメルマガになります。
タイトルは、「子どものやる気を引き出す! 親のアプローチ(R)」と言います。。
反抗期が進むに連れて、子どもとのコミュニケーションを取ることが難しくなる場合もあります。
アドラーの心理学を生かしたコミュニケーションの取り方を書いています。
これから週に1回お届けしますので、お時間がありましたら、ぜひ読んでみてください。

** 今週のテーマ **********************

☆子どものやる気をくじく言葉☆

********************************

◇保護者面談などで、いろいろなお母さんが話してくれた親子の会話を思い起こすと、
日常会話の中で、随分と子どもたちは、お母さんに手厳しく注意を受けていることが分かります。

たとえば、こんな会話です。

A君 :これどうするんだっけ?
お母さん:何度も同じことを言わせないでよ!こうするんでしょ!

お母さん:宿題やったの?何で言われなきゃ出来ないのよ!
A君 :えっ?!忘れてただけだよ。

お母さん:いつになったらあなたは、自分で何でも出来るようになるのよ!

お母さん:テーブルのものを何で片付けないのよ!捨てちゃうわよ!

お母さん:今度こんな失敗したらお母さん、許さないからね!

◇こういう言葉は、子どもたちの小さなプライド(自尊感情:セルフ・エステーム)をくじいています。
ついつい出てしまった、お母さんの感情的な表現が、子どもたちの存在や価値観を傷つけているのです。

◇お母さんに考えてほしいのは、子どもたちを動かすものは、お母さんやお父さんや周りの人の愛情なのだ。
その端的な表現が、言葉なのだ。
そのことを忘れないようにして欲しいのです。

日常的に子どもに発する言葉で、多い表現は何でしょうか。
ぜひ、リストアップしてみてください。

そして、それらの言葉が、子どものやる気を引き出すために、
有効なものなのかどうかを、一度、考えて欲しいのです。

恐怖政治よりは、民主政治を子どもは望んでいるはずです。

自主的で勇気があって、自律的な子どもを育てるために、
どういう促しの言葉が大切なのかを、考えてみましょう。

自分の表現リストに、子どものやる気を引き出す言葉を加えていきましょう。

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