こんにちは、澤井です。
インターネットのインフラが整って、地球の裏側の人とも気軽にコミュニケーションを取れる便利なツール(SNS)が登場した昨今、誰でもビジネスをはじめられるようになりました。
しかも超カンタンに、です。ユーチューブに動画をアップロードしただけで億万長者になったとんでもない中学生なんかも出現しています。
そして、ネットのインフラが整ったことによって、数年前までは想像もつかなかったほどの大量の情報をキャッチすることができるようになりました。
だから、今までは知らなかった世界を知れたり、今までのライフスタイルでは絶対に出会うことなんてなかった、一瞬で引き込まれちゃうような魅力的な人の価値観にふれたりできるようになりました。
このように情報社会の影響で、人々の考え方に化学反応がおこり様々な価値観をもった人が生まれました。
それによって、選択肢がふえ、誰しもが好きなようにライフスタイルをチョイスできるとてもいい時代となりました。
そして、この多様化といわれる時代、おおくの人の価値観に影響あたえた代表的なものの一つに「働き方の自由」があります。
ぼくが、まだ学生だった20数年まえは、学歴社会、終身雇用はあたりまえとされていました。
今でも、「職業選択の自由あははーん♪」というメロディーを覚えているこんなCMが流れていましたし。
ですが、今はどうでしょう?職業選択は自由にできますが、昔のように定年まで勤めた人には、ご褒美としてもらえるまとまったお金の「退職金」。または、退職後、死ぬまで最低レベルの生活を維持すること保証してくれる、「年金」もまったくあてにできなくなりました。
時代の変化についてこれない古い今までのやり方を続ける会社は消えて無くなるでしょうし、少子高齢化で年金の財源がない。なんてことは中学校の社会の授業で習うでしょう。
会社や国、だーれもあなたのことを守ってくれないのです。
なので、自分の力で食ってかなきゃならない時代となりました。
そういったキビシイ時代、ということに人々が気づきはじめたことで、副業や起業に関する情報をたくさん目にするようになりました。
そして、あなた自身も、「何か儲かるビジネスをはじめたい!」と思っているからこそ、この記事をここまで読んでくれているのではないでしょうか?
巷では、好きなことや、やりたいことをビジネスにしよう!なんてことを言う人もおられます。確かに、好きなことや、やりたいことをビジネスにできれば楽しいかも知れません。が、「好きなことで稼げるか?」と言えば、必ずしもそうじゃない。
ぼく自身、おいしいたこ焼きを焼くことが大好きで、たこ焼き屋を25年続け、約70万人に3億5000万ほど売りましたが、稼げなくなりお店を潰す。という経験をしましたしね。
ということで、今回は、稼げるビジネスはどういったものなのか?また、新規ビジネスに参入する際のビジネスの選び方、について書きました。
失敗してもダメージが少ないビジネスとは?
一般的にビジネスの成功の確率って10個つくって、1つ2つうまくいくのがセオリーとされています。
なので、うまくいかない確率の方が高いです。だから、たった一度の失敗で再起不能、アウト!みたいにならないようにリスクを回避しておく必要があります。
そのリスクを回避できるビジネスモデルの有名な概念に堀江貴文さんが提唱している4原則ってのがあります。
①小資本ではじめられる
②在庫をかかえない
③粗利が高い
④継続課金できる
順番に説明すると、
①小資本ではじめられる
典型的なダメなパターンは、早期退職でもらった退職金と、これまでの貯金。さらに銀行や国民生活金融公庫などから借金して、「好きだからやってける」という安易な発想で蕎麦屋やラーメン屋、居酒屋などの店舗ビジネスをはじめてしまうこと。
こういったビジネスは一発ドボンのリスクを抱えています。ビジネスの成功の確率は10分の1か2と言われているのだから同然ですよね。たくさんの失敗事例を見てきたし、ぼく自身、追いつめられて最終的に自己破産する。という経験済みですので。
だから、お金をかけずにはじめられるビジネスがいいです。そうすることで、失敗してもダメージがないし、すぐに次、で、また失敗したとしても、すぐに次。と、どんどん前に進むことができますもん。
②在庫をかかえない
在庫を抱える、ということは仕入れのお金がかかります。それと保管するスペースも確保しなければなりません。さらに、売れなければ在庫が残ったまま。ということは当然、赤字になります。で、在庫ばっか増えるといつかは資金が底をついて、キャッシュが回らなくなる。というリスクがあります。
③粗利が高い
粗利は高ければたかいほどいいです。
たとえば、ぼくはたこ焼きや時代は一皿300円で売ってました。で、原価が4割ほどかかっていたので、粗利は160円ほどです。そこから人件費や、家賃、水道光熱費、通信費、雑費、などがマイナスされます。さらにその残ったお金から税金や国民健康保険料などがマイナスさます。で、手元に残ったわずかなお金が自分の取り分となるのです。
まぁ、長年続けましたが、それこそ情報社会の影響によって、あたらしい価値観が生まれ働き方が変わりました。
だから現状は、たとえば、セールスレターを書いたり、コンサルティングやアフィリエイトというような、売り上げのほとんどが粗利、という商品を扱うようにしています。
④継続課金できる
継続課金のビジネスモデルっていろいろありますが、持てれば、かなりいいです。
会員ビジネス、自動車の定期検査や車検、通信費、システム利用料、継続コンサルティング契約、など、定期的に決まったキャッシュが入ってくることが確定しているので、精神的に安心できますよね。
ここまで、儲かるビジネスの4原則についてお話ししました。
「そんなに都合のいいビジネスってむずかしいんじゃの?」とお思いになった方もあられるか知れませんが、パソコンとネット環境さえあれば、これら4原則すべてをカバーしたビジネスを作ることが可能です。
では、次は参入するビジネスを選ぶときのとても重要な考え方についてです。
レッドオーシャンとブルーオーシャンどっちがいいの?
新規ビジネスをはじめるにあたり、おおくの方の前に立ちはだかる超巨大なカベ、があります。
そのカベとは「差別化」「USP」「強みや売り」。つまり、他とのちがい、と言われる部分です。
レッドオーシャンと呼ばれる儲かることがわかっているマーケットだけど、どう転んでも勝てっこなさそうな、めちゃめちゃつよい強豪たちがひしめく市場。
と、
ブルーオーシャンと呼ばれるライバルがいない、ポジションがガラ空きのビックチャンスを見つけることができそうな市場。
「どっちに参入するべきなんだ?」あなたも一度くらいこのようなこと、考えたことあるんじゃないでしょうか。
で、結論から言うと、
レッドオーシャンに参入すべきです。
レッドオーシャンに参入するべき理由
どうしてかと言うと、
儲かることがわかっている市場であるからです。
「だ・か・ら〜、そんなことはわかってる、けど、ライバルに勝てる気がしないんだ!」
と、思ったかも知れません。が、稼げるビジネスをやりたい場合は、レッドオーシャンに飛び込んでください。
ブルーオーシャンに参入しない方がいい理由
じゃぁ、なぜ、ビックチャンスが隠れていそうなブルーオーシャンには参入するべきではないのか、と言うと、
そもそも市場(需要)がない。もしくは、極小市場の可能性が高いからです。
最新の竹とんぼと最新のドローン、どっちかを売れ!といわれたらどちらを選びます?ってこと。
たとえば、
参入するレッドオーシャンが1000億円規模の市場だとします。で、そこで仮に1%だけシェアを奪えたら、10億円です。もっと率を下げて0.1%だけシェアを奪っても1億円規模のビジネスを持てることになるのです。
それにひきかえ、ブルーオーシャンは、そもそもの市場規模が小さいです。だから、1億円の市場規模だとすると、そこから1億円を稼ごうと思ったら、シェア100%。つまり独占しなけりゃならない。
まぁ、世の中には天才と呼ばれるようなかしこい人たちが、たくさんいるので、凡人レベルが考え付くようなビジネスモデルなんてすべてテスト済みでしょう。だから、そもそもライバル不在のおいしい市場(ブルーオーシャン)を見つけるなんて、宝くじが当たる確率よりも低いです。
なので、よくありがちな、「今までになかった、斬新で画期的なサービスを思いついた。これは売れまくるぞ!」と言うような閃きで簡単に儲けることができるんだったら、世の中億万長者だらけです。
あたらしい商品って、まずは認知してもらわなければならない、さらに潜在ニーズのお客さんを教育もしなきゃならないし、本当に必要とされる商品かどうかもわからないので、市場規模もわからない。
なので、そのわからないことだらけのブルーオーシャンに飛び込んで、時間とお金と労力を使うのなら、最初っから儲かることがわかっているレッドオーシャンに飛び込んだ方がいい。と言うことです。
けど、当然、ライバルもおおいので、まともにいっても秒殺されてしまいます。
特に、コンサルタントやコーチング、セラピストといったビジネスは市場がデカイしサラリーマンしながら副業でもはじめられるので、人気があってライバルもたくさんいます。
が、そのほとんどの人たちが0.1%もシェアを奪えていません。なぜなら、まわりと同じことやっているから、
どこを切っても同じ金太郎飴状態。つまり、みな同じに見えるので選んでもらえないのです。
じゃぁ、シェアを奪うためにはどうすればいいのか?
お気づきかと思いますが、やはり、差別化する必要があります。
もーねー、儲かるビジネスをしたい場合は、ここは避けては通れません。
で、ここをヤダ、ムリ!とか思うのなら、ビジネスに向いてないのでやめた方がいい、
とぼくは思います。
しかし、「差別化してレッドオーシャンに飛び込んでやるぜ!だけど差別化の方法がわからん」と言うあなたは以下の記事がとても参考になりますよ。
まとめ
これからビジネスをはじめるにあたり、どのようなビジネスを選べばいいのか?
についてお話ししました。
ポイントは、
稼げるビジネスの4原則
①小資本ではじめられる
②在庫をかかえない
③粗利が高い
④継続課金できる
を満たすことができるビジネスモデルを構築すること。
と、レッドオーシャンに飛び込む。
ということでした。
いきなり、バチっと稼げるビジネスなんて作れませんが、
インターネットを使うことでお金をかけずに、たくさんテスト(チャレンジ)できるので、
あなたがシェアできる場所を見つけてくださいね。