こんにちは、澤井です。
今回は、ブログ初心者や我流ブロガーがやっちまいがちな典型的な8つの失敗についてのお話です。
ブログは正しい方法で運営することで見込み客を自然とあつめることができます。
そして、自分の商品はもとより、他人の商品も売ることができます。また、イベントやセミナー、お茶会などに人を集めることだってできる、とても便利なツールなのです。
が、まちがったやり方をすると、集客ブログとしての最低ライン、とされている100記事を書こうが、200記事かこうが、一円すら稼ぐことができない存在価値がゼロの失敗ブログになってしまうのです。
あなたのブログは大丈夫?うまくいってる?
もし、少しでも不安に感じるのでしたら、最後まで読んでいただくことで、おおくのブログ初心者や我流ブロガーがやってしまいがちな8つの失敗を知ることができます。
これら8つある失敗のうち、1つでもやってしまうと、かなりアクセスに影響するのですべてクリアにしなければなりません。だから8つともすべて大切です。
ですが、特別なセンスとか、むずかしい技術を学ばなければならない。なんてことはありませんのでご安心を。
では、さっそくはじめましょう!
ブログ初心者や我流ブロガーがやっちまいがちな8つの失敗とは?
ひとつずつ、解説していくので「あ、もしかして俺(私)やっちまってるかも?」と思うパートはしっかりと読んで、今日から実践してくださいね。
みんなに向けて書いちゃっている
このまちがいは、めちゃくちゃ多いです。
たとえば、
「みなさん、ぼくの書いた記事をここまで読んでくれてありがとうございます。本当に感謝です!なぜ、この記事を書いたのかというと、ブログ集客にお困りのみなさんのお役に立ちたいからです。」
このように、みなさま向けに書くのと、
「ぼくの書いた記事をここまで読んでくれてありがとうございます。本当に感謝です!なぜ、この記事を書いたのかというと、ブログ集客にお困りのあなたのお役に立ちたいからです。」
このように、たった1人のあなたに向けて書いたのと、どっちが響きますか?
どー考えても後者、あなたに向けられたメッセージですよね。
インターネットを使うことで、全世界の人に向けてメッセージを届けることができます。
だから、じっさいに1対多にリーチしているので、”たくさんの人に届く=みなさんへ届けている”という感覚をもってしまっても仕方ありません。
が、モニターの向こうにいるのはたった1人の人間です。
たとえば、
・朝の通勤時間にスマホで読む
・お昼休みのひと時に読んでくてれいる
・仕事してるフリをしながら会社のパソコンで読む
・お風呂上がりにベットに寝っころがって読む
など、様々なシチュエーションであなたが書いた記事を読んでくれているのです。
ぼくのこの記事だってそうですよね?
まさか、4、5人で身をよせあって「おまえ、ジャマなんだよ、場所とりすぎ!」とか陣取り合戦しながら読んでる。なんてことはないはずです。
だから「みなさんへ」ではなく「大切なあなたへ」という気持ちで書いてくださいね。そうすることで、グッと距離がちぢまりますので。
とにかく書けば誰かが読んでくれる
ブログを書いてアップロードした後に、記事に何人くらいの人が見にきてくれているのかな?というアクセスを調べることができるツールを使っている人はご存知かと思いますが、
まー、ブログに人を集めつのはむずかしいです。特に立ち上げ当初は、1人、0人、0人、2人、1人、0人、みたいな数字が続くので心が折れそうになります。
ぼくもそうですが、特にこのブログの記事はすべての記事に全力投球しているので、ものすごく反応がきになるんです。だから、アクセス解析ツールを何回もなんかいも頻繁に見てしまいます。
たくさんのサイトを見まくって、ホコリかぶった本を本棚からひっぱり出してきて、何時間もかけて書き上げた「どーじゃ、他のどの記事よりもええやろ!」という渾身の記事をワクワクした気持ちでアップロードする。
ぼくのターゲットは何時くらいに読んでくれる人が多いんだろう?なんて、投稿する時間まで意識してアップロードするんです。
しかし、カァーカァー!(カラスの鳴き声)
なんてことはザラにあるんです。
そこで、おおくのブログ初心者が、「どーせ俺が書いたブログなんて誰にも読んでもらえないんだ。」とか「やっぱセンスねーから、ダメなのかなぁ」というように意気消沈してブログをやめちゃうのです。
たしかに、最初はマジでまったく感触をつかむこと、すらできないので、「もうムリ。。。」と、心が折れそうになっちゃいます。が、この状態がスタンダードですので、ふんばって続けましょう。
現在ものすごいアクセス数を稼ぐブログも同じ道をとおってきたはずですしね。
で、です。だからと言って、1人とか0人しか見てもらえないのは、耐えられないので、SNSを使ってアクセスを稼ぐことをおすすめします。いい記事書けばシェアしてもらえるしモチベーションも上がりますので。
相手を気にせずに自分の言いたいことを言いまくる
これやっちゃってる人も多いです。
たとえば、
今日はパパが夕食を作ってくてましたー!
子供の運動会でした。かけっこビリだったけど頑張ってました。
うちのキャワイイ猫ちゃんたちです♪
みたいな、どーでもよいただの日記。
または、
俺は金持ちになって、フェラーリ買って、六本木ヒルズに住んで、モデル級の彼女を作って、ほにゃらら。
この健康石鹸の成分は、〇〇と〇〇と〇〇という天然素材のほにゃららを使って無添加がどーで、環境にもよくてなんちゃらで。
みたいな、自分の言いたいことばっか書いた記事。
これらの記事のどこがダメなのかわかります?
答えは、自分目線で書いているところがアウトなんです。
どうしてかというと、
ブログを見にくる人は、自分の問題を解決するために検索ワードをタイピングしてブログにたどり着くのです。
だから、ブログには問題を解決するための方法が書いてなきゃダメなのです。
相手はなにを求めているのか?どのように書けば、その問題を解決させてあげることができるんだ?と常に相手の欲求をイメージしながら書かなければなりません。
そこで「この記事読んでよかった」と思ってもらえることで価値となり、信頼残高も貯金されるのです。
信頼関係がグッとふかまる”質のたかい価値ある情報3つの条件”とは?にも詳しく書きましたが、いくら商品がよくても信頼がなければ絶対にモノは売れません。
なので、夕食とか猫とかフェラーリとか商品自慢をするのではなく、相手に価値を与えることにコミットしてください。
で、もし、日記記事とか自己マン記事がある場合は、今すぐに非表示、もしくは削除することをおすすめします。「せっかくがんばって書いたのにもったいないし、コンテンツが減るからヤダ!」と思うかもしれません。
が、自己マン記事は、コンテンツなんかじゃありません。どうしてかというと無価値だから。なので、キツいかもしれませんが、ビジネスとしてブログを活用しているのであれば、自己マン記事を書くことによってあなたのブランドを下げる危険性がおおいにありうる。ということをご理解くださいね。
専門用語を連発する
たとえば
詳細は後述しますが、マーケティング戦略とは、STP(セグメンテーション・ターゲッティング・ポジショニング)により、顧客が誰か、自社や自社製品を顧客にどのようにみてもらいたいかを明確に定めるとともに、マーケティングミックス(4P)により、顧客に対し、どのような価値(製品)をどれくらいの対価(価格)でどのように(流通チャネル)提供していくか、自社や自社製品と、どのように関係を構築(プロモーション)していくかの計画を建てることです。
このようなマーケティング戦略の基本的な考え方について、まずは分かりやすい事例として、無印良品のSTP、4Pについての分析から、マーケティング戦略の流れ・基本を理解しましょう。
ーSTORIさんー
こんなのとか
たとえば
BtoBのマーケティング手法として「リードナーチャリング」が日本に紹介されてから早いもので数年経ちました。しかし、国内市場ではまだまだ「リードジェネレーション」、つまり「新規開拓」や「見込み顧客獲得」に注力する企業が多く、ナーチャリングには取り組めていないというケースが多いのが現状です。
この記事では、改めて「リードナーチャリングについて」と「重要視されている背景」、「リードナーチャリングに取り組むメリット」についてお伝えします。
ーマーケティングイノベーションさんー
こんなの。
上記ふたつは、適当にひっぱってきました。で、どちらも冒頭部分です。まぁ、そもそも興味がないことなので読む気がないし、読んだとしても頭に入りません。てか、コンマ1秒で閉じてしまいたいページです。
なんちゃらリング、なんちゃらリング、ってなんやねん!
そして、めんどくさいので、意味を調べてわかりやすい書き方はこうするんですよー!的な添削もいたしません。笑
いくら専門分野に特化したブログだからといっても、そもそもブログに訪れる意図は自分の知らない知識を得て問題を解決するため、です。だから専門用語はできるだけ避けるべし、です。
あなたもこんな経験ありません?
わからんことを調べてるのに、わからん言葉がでてきたから、別のブログに飛んで、またそこでわからない言葉にであって、さらに別のブログに飛んだ。みたいな。
専門用語をつかうと、お客さんをこのように迷子にさせちゃうのです。で、「めんどうだから、やーめた!」となって2度とあなたのブログには訪れません。
コピーライティングの世界では小学校5年生が読んでわかるレベルで書く、というのがセオリーです。
たとえば、ぼくの業界だと、「ベネフィット」とか「ペルソナ」という言葉をものすごくよく使います。が、コピーライティングとかマーケティングの知識がない人からすると、地名とかパンの名称?みたいに感じちゃうんです。
(コピーライティングとマーケティングって言葉も一般的には、むずかしいかも?ですが、この記事を読んでくれているあなたは知っているはずです。ターゲットをしぼってブログ記事を書いてますので。)
だから、ベネフィットとは、この商品を使うことで、あなたが今かかている問題を〇〇のように解決できて〇〇ような状態になれるんですよ!という未来像をイメージさせてあげること。
ペルソナとは、あなたがもっとも一緒にビジネスをしたい!という理想のお客様像です。
このように、わかりやすく伝えることで「このブログにきてよかった!」と価値を感じてもらうことができるのです。
この記事を読んでくれているあなたはどういった分野の専門家なのかは知りませんが、普段あたりまえのように使っている言葉が通じない。なんてことが多々あるのでいま一度、意識してください。
タイトルを超テキトウに付けている
ブログって、誰のどのような役に立つ内容なのか?という記事の中身もとても大切です。
しかし、大げさかもしれませんが、記事の内容なんかよりもブログタイトルの方が1万倍くらい大切なのです。
どうしてかというと、見込み客は、まずはタイトルを見てそのブログを読む読まないを判断しますので。
たとえば、
「ブログ初心者が失敗すること」
と
「ブログ初心者や我流ブロガーの97%がやってしまう8つの失敗」
では、どっちの方が読みたいですか?
ということです、もし、この記事のタイトルが上記なら、あなたと出会えてなかったかもしれない。ということです。
【保存版】読まれる!記事タイトルの付け方「10の基本ルール」を読めば、反応率バツグンのブログ記事タイトルのつけ方がわかるので、目を通しておいてください。
読むことに苦痛を感じるセンスを疑っちゃうブログ
パッとみた瞬間に、うっと目を背けたくなるようなブログってありますよねぇ。
たとえば、
・デザインがゴチャゴチャと凝りすぎている
・読みづらいフォントを使っている
・動いたり光るバナーの使いすぎで目がチカチカする
・文字色を3色以上使っている
・行間がなく鉄板みたいにぎっしりと文字が詰まっている
・文字がめちゃくちゃ小さい
・文字の大きさをアレコレと変えすぎている
・メニューやカテゴリを格好つけて英語にしている
・メニューやカテゴリがない。
このように、読み手にやさしくないブログは、3秒ルールどころか、滞在時間0分0秒の対象ブログとなります。
できるだけ、シンプルで、ストレスなくブログ内を回遊できるように心がけてください。
そして、色は3色以内(文字2色装飾1色)がベストです。
テキストは、黒もしくは赤。で、強調したい部分は黄色で目立たせる。
こんな感じです。
↓
色は黒と赤の2色にしてください。
そうじゃなかったら読んでもらえません!
ちなみに、テキストリンクの色はブルーですよ。文字の色がブルー=リンクなんだな。と常識化されてますので。だから、変化球はNGです。
ぼくの主観なので”絶対”ではありません。が、この配色が成約率のたかいセールスレターのスタンダードなので、読み手がもっともしっくりと読めるのじゃないの?と勝手に思ってます。
せっかくいいこと書いているにの、フォントとかレイアウトの影響で読まれない。なんてもったいないじゃないですか。だから、デザインではなく、読みやすさ、にこだわるべきです。
広告ペタペタで売り込み臭がキツい
人は売り込みを感じた瞬間に、「こいつ、いま売り込みやがった!」と敏感に察知して俺に売り込むんじゃねーぞオーラをバンバンに出す生き物です。
たとえば、
洋服屋さんとかがわかりやすいです。
じっくりと見たいのに、店に入った瞬間にロックオン。で、金魚のフンみたいにつけまわされて足が止まったと同時に「何かお探しですか?」こんなことされると、もー、買うのやーめた。ですよね。
これ、ブログでもおなじことが言えるのです。で、これもぼくの主観なのですが、ブログのもっともたる目的は、顧客リスト(メールアドレス)をとることです。そして、まずは価値を提供して信頼関係をむすぶ大切な場所、でもあるのです。
だから、信頼残高がゼロの状態で売り込みをすると、「おいおい、このブログ売り込みばっか、まだあなたのことまったく知らないので、セールスされてもねぇ」と、100%嫌われます。で、ジ・エンド、2度と訪れてくれません。
ですが、だからといって何も売ってはダメというわけではありません。そもそも、収益化のためにブログやってるんだから、アドセンス広告や、勉強になる本をおすすめしたり、売り込み臭を極限まで消して自然な感じで、便利なツールのバナーを貼ったりして紹介する。ってのはアリです。
とにかく、これから信頼関係を築いていくブログに初めて訪れてくれた人に、「売り込みクサっ!」と思わせなければOKです。
愛想もクソもないロボット的な記事
なんか、キチッキチッ、とした人間味を1ミリも感じない記事ってどーなのかな、と。
見込み客は、そもそも問題解決の方法を探してあなたのブログに訪れます。なので、できるだけムダは省いて簡略的に必要な情報だけを伝えればいい。という考え方もできます。
たとえば、
電車のダイヤとか、目的地までのマップとか、漢字の読みがな。みたいなものだったら必要な情報だけを知れたらいいんじゃないでしょうか。
けど、人は感情で動く生き物だから無機質なロボット的な記事よりも、やっぱ、人となりがみれて共感できる記事に心が動き行動喚起へとつながります。
また、ブログを書く人のカラーというかその人独特の色というか人間力をだす。ということも情報発信者として大切なこと。とぼくは考えます。
ぼく自身、いろいろな人のブログを読んで勉強させてもらってます。で、ブックマークしているブロガーさんはみんな大好きなんですよねー。
あったこともないんだけど、外観や声を勝手にイメージして、古くからの友達のような感じに思ってます。
だから、ぼく自身もあなたにこのように思ってもらえたらなぁ、みたいな願望があるのです。
ということでまとめます。
【まとめ】
ブログ初心者や我流ブロガーの97%がやってしまう8つの失敗について書いてきました。
・みんなに向けて書いちゃっている
・とにかく書けば誰かが読んでくれる
・相手を気にせずに自分の言いたいことを言いまくる
・専門用語連発する
・タイトルを超テキトウに付けている
・読むことに苦痛を感じるセンスを疑っちゃうブログ
・広告ペタペタで売り込み臭がキツい
・愛想もクソもないロボット的な記事
これら8つともすべてとても大切です。
相手あってのブログなんですから。
見込み客は、何を求めて、どのようになりたいのか?
と、イメージして常に相手の欲求を察すること。
そして、せっかくブログに来てくれたんだから、「あー、このブログに出会えてよかった。ブックマークしておこう!」と思ってもらえたら最高じゃないですか?