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「文章を書くのが遅い」5つの原因と具体的な解決方法【徹底解説つき】

ブログに記事をガンガン投稿したいのに文章を書くのが遅いために、思ったように更新できない。「よし、今から記事を書くぞ!」とパソコンをひらいたものの、1行、書くごとに手が止まって文章がぜんぜん書けない。俺って文章を書くのがめっちゃ遅い、才能ないのかなぁ…

なんてお困りごと、を解消する方法を探しているあなたのために、この記事を書きました。

文章を書くのが遅い人には、じつは「遅い理由」がある。ってこと知ってました?

そして、文章をはやく書くのにセンスや生まれもった才能なんて必要ありません。書くのが遅くなってしまう原因をしって、一つひとつクリアすれば、誰でも確実に文章を書くスピードを上げることができるんです。

この記事を最後まで読むことで、なぜ文章を書くのが遅いのか?という原因と、それら原因の具体的な解決方法を学ぶことができます。

ぜひ、じっくりと読んで「文章を書くのが遅い!」というお悩みを今日かぎりで解消させてくださいね。

では、さっそくはじめましょう。

文章を書くのが遅い5つの原因

この章では、文章を書くのが遅い5つの原因と、具体的な解説方法をくわしく解説いたします。

1、文章を書く相手をしぼれていない

食べたものや、いった場所など、誰かに読まれることを前提として書いていない小学生の日記。とちがって、そもそも文章を書く目的は誰かに読んでもらうためです。

たとえば、自分がダイエットに成功した方法を書く場合、

ダイエット前に苦しんでいた過去の自分とおなじ境遇で、今現在、困っている人の悩みを解消してあげる方法は、簡単に書くことができると思います。そして、その文章が相手にとって問題解消するためのドンピシャの情報であれば、よろこびや感動が生まれ、価値を感じてくれるのです。

とにかく、なにかしら文章を書くときは、誰のどのような役に立つための文章を書くのか?というたった一人の伝えたい相手を決めてから書く必要があります。

先日、小学生の娘が20歳の自分に手紙を書く、という授業を受けました。この場合も、架空ではありますが、20歳になった自分を想定しなければ、語りかけることはできません。

ダイエットの成功法にしろ20歳の自分への未来の手紙にしろ、伝えたい相手を明確にすることで、届けたいメッセージも明確になります。

結果、悩まずにサクサクを文章を書けるようになるんです。

具体的な解決策

これから書く文章は、誰のために書くのか?と、伝えたいたったひとりの相手を明確にすること。

そして、このたった一人の伝えたい相手のことを、専門用語でペルソナと呼びます。できるだけ難しいことばは使いたくないのですが、文章を書いて情報発信してビジネスをしたい。と、お考えでしたら、このペルソナという概念を理解しないことには絶対にうまくいかない。と断言できるほど大切な概念ですので、必ず腹おちさせてくださいね。

具体的な作り方を知りたいあなたは、【保存版】日本一やさしいガンガン売れるペルソナの作り方で、ステップバイステップで学ぶことができます。

2、文章構成をムシして行きあたりばったりで書き始めている

パッとアイデアが閃いたから、勢いで文章を書きはじめたけど、すぐに手が止まってしまう。いつの間にかイメージしていた内容とまったくちがう方向に話がずれてしまう。あれこれ書くことが増えて、いつまでたっても結論にたどり着けない。

あなたもこのような経験あるんじゃない?

ぼくは正しい文章の書き方を知らなかったので、何回も迷子になったことがあります。

「文章を書くための知識」がない状態でいきなり文章を書こうとすると、必ず上記のような落とし穴に落っこちてしまうんです。

「えっ、文章を書くために知識がなんで必要なの?ふつうに日本語が話せるんだから、あらためて勉強する必要なんてないんじゃないの?」と感じるかもしれません。

ですが、ちょっと考えてください。

たとえば、

嫁さんの誕生日に、サプライズで生まれてはじめての手料理をふるまおうと計画しました。特別な日だから、食べたことも見たこともない洒落乙なビーフストロガノフをつくりたいと思ったんですが、知らない料理なんて作れない。という理由で子供のころから馴染みのあるカレーを作ることにしました。

しかし、何回も食べたことがあるし知っている。という理由だけでカレーを作ることができると思います?

肉やジャガイモ、玉ねぎ、人参など入っている具材はわかりますが、何をどの順番でどのように作ればいいのか?が、わからないので作り方を調べる。そう、レシピを手に入れる必要があるんです。

まずは、

・具材を一口大にカットする
・厚手の鍋で焦げないように炒める
・水を入れて具材が柔らかくなるまでコトコトと煮込む
・火を落としてルーを入れて溶かす
・再び火を起こしてとろみが出るまで弱火で煮込む

ぼくは料理が得意なので、これくらいは当たり前の知識として知っています。ですが、まったくの初心者がカレーを作る場合は最低この行程を覚えなければカレーを作ることができません。

これね、何回も食べたことがあるにもかかわらず作り方を知らなければカレーを作れない。という理由と同じで、

日本語を話せるからといって、簡単に文章がかけるのか?というと決してそうではないのです。

料理のレシピと同じで、文章も書くための方法。つまり、レシピが必要なのです。

ですが、むずかしく考えなくても大丈夫ですよ。

じつは、当てはめるだけで文章がスラスラかけるようになる型があるんです。まぁ、カンニングペーパーみたいなものです。しかも、型どうりにパーツを当てはめるだけで、論理的で説得力もあり読み手によろこんでもらえる文章が書けちゃうんだから、超便利なスグレモノなんです。

ぼくもそうですが、文章を書くことで価値提供してその対価としてお金をもらっている人は、自分なりの型を数パターンもっています。

細かい説明をすると長くなるので割愛しますが、ブログ記事を書く専用テンプレート、セールスレターを書く専用テンプレート、メルマガ記事を書く専用テンプレート、これらのように用途別に型を使い分けているのです。

このように、テンプレート化しておけばシチュエーション別に型をチョイスして、各項目をうめていくだけなので、迷うことなくスピーディーに文章を書き上げることができるようになります。

ですので、あなたも文章を書くための型(レシピ)をぜひ、手に入れてくださいね。

そうすることで、パソコンに向かってうんうん頭をひねる苦しみから解放されますので。

具体的な解決策

文章を書くためのレシピを手に入れること。

以下の本が超おすすめです。

頭の中にあるアイデアをどのようような工程で整理すれば、骨組みとなる文章の構成を作ることができるのか?という文章を書くために必要となるレシピ(設計図)を手に入れることができます。

また、冒頭から、読者のハートをわしづかみにして最後まで完読させるための具体的なテクニックなど、も学べる良書です。

初心者はもちろん、中級者からまで上級者まで、実用的かつ効果の高いテクニックをマスターできるので、決してたかくない投資だと思いますよ。

3、テストで100点満点の完ぺきな文章を書こうとしている

「せっかく気合い入れて文章を書くんだから、どこの誰にも負けない、そして、読んでくれた人が感動してくれるような最高の文章を書きたいんだ!」

真剣に文章を書いているあなたは、毎回、このように思っていることでしょう。そして、ぼく自身もおなじ気持ちで書いています。この文章をタイピングしている今だってそう。

しかし、100点を求めたらキリがありません。それに、文章にはここまでできたら合格。というような基準となるゴールがないんです。だから、これくらい書いたからそろそろOKだよな、といったリリースできる基準を自分で決める必要があります。

「60%完成したら、世にだしてみる」という、松下幸之助さんのことばが有名ですよね。また、スティーブ・ジョブズさんの「何かをすてなければ、前に進むことができない」という名言もあります。

具体的な解決策

どうしても、踏ん切りがつかない場合は、自分自身が読み手の気持ちになって読んだときに、満足できる内容か?それともまだ、情報不足か?と判断することでリリースするタイミングを見つけることができるでしょう。

それともう一点、

一生懸命、考えながら書いた文章には愛着がわきます。ですが、「いい」「悪い」を判断するのは、書き手のあなたではなく、あくまでも読み手です。だから、本当に大丈夫かなぁ?と不安な気持ちになるかもしれませんが、反応や評価をしるためにも勇気をだしてリリースしてくださいね。

完ぺきを求めて、ウダウダと時間だけが過ぎてしまうことほど大きな機会損失はありませんので。

4、文章に集中できないわるい環境で書こうとしている

文章を書くことって、頭をつかうとてもクリエイティブな作業です。だから、集中力を必要とします。

ですので、ひとりで集中できる空間を意識的に確保することが大切です。

・テレビなんて当然みない
・スマホの電源を落とす
・PCのポップアップや新着オンをオフにする

など、とにかく集中できる空間を確保しなければなりません。

で、このようなことを書いているぼくは、家の中のひと部屋にデスクを置いて作業しているんです。が、子供が3人いるんです。そして、一番下はまだ5歳の幼稚園児。だから、「パパ、おしっこ」「パパ、あそぼ」「パパ、喉かわいた」など、1日に何回も横やりが入って集中力が途切れます。

以前、ビジネス講座の講師に教わったんですが、人の集中力がマックスになるのは、脳科学的に集中しだしてから20分後、だそうです。で、そこから30分くらいが一番パフォーマンスを発揮できる、とのこと。

ですが、途中で横やりが入るとリセットされて、また集中力を高めるまでに20分かかってしまうらしいんです。

だから、ぼくはひとりだけの空間を確保するために、早寝早起きを習慣化して家族が起きる前に作業に取りかかれるようにしています。

具体的な解決策

・早起きして作業する
・家族が寝静まった後に作業する
・カフェに行く
・コワーキングスペースを利用する

など、集中できる空間を自分で確保すること。

5、キーボードを見ながら人差し指でタイピングしている

えーっと、KO NN NI TI HA(コンニチは)みたいな感じで、キーボードを見ながらパチパチとタイピングしていては、やはり遅くなってしまいます。

タッチタイピングの技術に関しては、ぼく自身もこれまでに何回も挫折しました。キーボードをみちゃダメなんだ。と頭ではわかってるんですが、どーしてもチラ見してしまうんです。

じゃぁどうして、チラ見してしまうのかというと、キーボードの場所を覚えていないからです。そして、練習中の初心者は、覚えてないから当たり前のようにタイプミスしまくります。

だから、超フラストレーションがたまるし結果的に遅くなるのでイライラすします。そして、がまんしきれずにチラッとキーボードを見てタイピングしてしまう、と。この負の連鎖でなかなか上達することができませんでした。

けどね、タイピングの技術をマスターしたい場合は、やはり練習するしかありません。鍵盤をみずにピアノが弾けるようになる。ピッチャーが投げた球を自然に打ち返すことができるようになる。自転車を乗れるようになる。

これらのように、無意識的に体が反応するようになるまでコツコツと練習をする必要があります。

具体的な解決策

こんなことをいうと身も蓋もありません。が、やはり毎日コツコツ練習するしかありません。

ぼくは、e-typingというタイピング練習の無料ソフトで毎日練習しました。今でも毎日つづけているので、練習回数は1100回を超えているし、タイピングした文字数は37万文字になりましたよ。

そして、その日のスコアを毎日Twitterにシェアしています。

また、この方法は荒療治ですが、自分をやらざるを得ない状況に追い込むためにヘタクソのダサいシーンを動画にとってブログで公開しました。

文章をはやく書くための5つのステップ

ここまで、文章を書くのが遅い5つの原因を読んでもらうことで、なぜ遅いのか?という原因を理解していただけたと思います。

この章では、最短で文章を書き上げるまでの具体的なステップをお伝えいたします。

 

ステップ1、この文章で「誰に何を伝えたいのか?」を明確にする

まずは、伝えたいたった一人の相手を思いうかべてください。そして、その相手に何を伝えどのような未来へと導きたいのか?と強く深くイメージしてください。

すると、頭の中にボヤーっとイメージがひろがってくるので、思いついたことをノートにメモして下さい。

えー、ちゃちゃっとタイピングしちゃった方が速いんじゃないの?と感じるかもしれません。が「文章を書くのが遅い」というコンプレックスを解消するために、この記事をここまで読んでくれているあなたは、そこらへんに転がっている質の低い記事。

なんかではなく、質、価値ともにたかく読者によろこんでもらえる記事を書きたいんだ。と願っているはずです。

だからこそ、行き当たりばったりで書くのではなく、伝えたいことすべてを伝えるきるために、頭の中にある素材をだし尽くす必要があるのです。めんどうかも知れませんが、脳みそに汗をかいてください。

上記の添付画像は、この記事を書くにあたり、ぼく自身がじっさいにノートにメモ書きしたものです。

テキストエディタにタイピングするのではなく、「ペンを使って紙に書く」という作業をすることで脳が活性化され、いろんなアイデアがふくらんでくるので試してくださいね。

ステップ2、文章がスラスラ書けるように構成(設計図)をつくる

文章構成をムシして行きあたりばったりで書き始めている。の章でお話ししたようにあなた専用の、記事を書くためのテンプレートを準備してください。

ステップ1で、伝えたいことをすべて書き出しているので、伝えたい内容や順番を決めてテンプレートに当てはめて構成をつくってください。

ステップ3、つくった構成に文章を肉付けしていく

すでに、どのような内容の文章を書けばいいのか?が、明確になっているので、肉付けしていくだけでOKです。

ステップ4、何回もなんかいも読みなおす

苦労して書きあげた渾身の文章は、すぐにでも読んで欲しい。と思ってしまうもの。ですが、ちょっと待った。
最低、30回は読みなおしてください。

誤字脱字はもちろん、連続して同じことばと使ってないか?文脈に違和感がある。例えが、なんかおかしい。

など、修正箇所をいくつも発見できるはずです。

ぼくは、100回以上は読み返します。それでも、誤字脱字があったりしますよ。

ステップ5、推敲(すいこう)する

推敲をググってみると、

詩や文章をよくしようと何度も考え、作り直して、苦心すること。

という意味だということがわかります。ですので、一つ前のステップ4とかぶってしまうのですが、ぼくは推敲ということばをちがう意味で定義しています。

どういう定義かというと、

一晩ねかせて、クールダウンした状態で読み返してみる、です。

文章を書くときって、どうしても感情が昂ぶってしまいますよね。夜に書いたラブレターを次の日に読み返してみると、はずかしくて赤面してしまった。なんて話を聞いたことがあると思います。(平成生まれだとはないかな?)

ですので、一晩ねかせて感情をおちつかせた状態で、読み返してみることをおすすめします。

そうすることで、もっと伝わりやすいことばや、言いまわしが思い浮かんだり、ちょっと大げさすぎるかなぁ?と、手直し、したほうが良さそうな表現なんかを発見することができますよ。

以上、最短で文章を書き上げるまでの具体的なステップをお伝えいたしました。

まとめ

今回は、文章を書くのが遅い5つの原因と具体的な解決方法について書きました。

長い文章を最後まで読んでくれて本当にありがとうございます。

ぼく自身は、2011年にアメブロを始めたのがブログとの出会いでした。そして、たくさんのブログを作ってこれまでに1000記事以上書いてきました。メルマガやレポートを入れるともっとです。

ですが、ブログの記事を書くのに8時間ぐらいかかったり、ひどいときには3日がかりで20時間以上かかる、なんて経験を何度もしました。しかも、それだけ労力を使って書いたけど、納得いかなかったので消去したことも数え切れないくらいあります。

それも、これも理由はたった一つ。

文章を書くためのレシピがなかったからです。

いつも、準備なしで真っ白いキャンパスに文章を書き始めていたので、迷子になったり、逆方向に進んでしまったり、進み方がわからないので、その場にしゃがみこんだりしてしまっていたのです。

だから、過去、苦しんでいるぼくが読んだらどれだけ楽になるのだろう?と8年前の自分に向けてこの記事を書きました。

同じような苦しみを味わっているあなたの力になれたらうれしいです。

 

【追伸】

2018年10月1日現在、文章を書くためのレシピについて具体的に解説しているリンクを貼っていませんが、記事ができ次第リンクを貼るので、時々チェックしてくださいね。

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