コピーライティング

プロが使ってる!表現力を3倍アップさせる「カンニングツール5選」

こんにちは、澤井です。

今回は、文章の表現力をゲキ的にアップさせることができるツールを5つ紹介いたします。

ブログやってるけど、

・伝えたいことが、うまく伝わっているか自信がない。
・ボキャブラリーが乏しいので、うまく表現できない。
・どのように表現すれば、想いが伝わるのだろう?

もし、あなたが、どれか一つでも当てはまるのでしたら・・・

最後まで読むことで、表現力に自信のないあなたの表現力が、パワフルに変化する
必殺のテクニックを手に入れてもらうこと、をお約束いたします。

おおくのコピーライターやブロガーがあたり前に使っていますし、
ぼく自身もめちゃ使っています。

で、ホントはあまり知れわたって欲しくない自分だけの秘密にしておきたいツールなのです。

が、、「シェアしたら120パーセントよろんでもらえるだろうなうなぁ〜」と、
突然このような感情が芽生えたので、ねつが冷めないうちにこの記事を書くことにしました。

しかし、最初に一つだけ大切なこと、をお伝えしなければなりません。

その大切なこと、とは、

このカンニングツールを使うことで、まちがいなく表現力がアップします。

ですが、あくまでも表現力。つまり、ありきたりな文章を魅力的にみせるため、のテクニックです。

なので、経験値や価値観、世界観、人間力などからにじみでる”あじがあって深みのある文章”が書けるようになる。

または、コピーライティングや行動経済学、心理学などを勉強した人たちが書くことができる、
”心を揺さぶる文章”が書けるようになる。というわけではないのであしからず。

しかし、ちょっとした表現を変えるだけで、文章ってまったくの別物に変身するんですよ。

かなり、魅力的な文章が書けるようになるので、ぜひお試しください。

表現を変えることでどうなるの?

あなたはブログ記事などの文章を書くとき、どのようなことを考えながら書きますか?

ぼくは、「描写する」ということをかなり強く意識しています。

ちがう言い方すると、

読み手の頭の中に、ショートムービーをつくっちゃう。というイメージです。

「はぁっ」と思いました?

わかりやすく解説しましょう。

文章の中にでてくる文字を読んで、ただ言語として理解してもらうのではなく、
文章を読むことで頭の中にじっさいのシーンをぼわっと思いうかべてもらう。

そして、そのバーチャルな世界を体感してもらう。みたいな感覚だと思ってください。

日本語ってね、いろいろな表現方法があるんです。だから、ひとの出来事を文章で伝える場合、
表現を変えるだけで、まるっきりちがったシーンに伝えることができるのです。

たとえば、

たけしくん、という5歳の男の子が友達とおにごっこをしているときに転んだ。
で、泣いてしまった。というシーンをいろんな言葉を使って表現してみます。

表現力を意識する、しないとではどう変わるの?

表現力を意識しない場合と、した場合のちがいについて説明いたします。

表現を意識しない悪いたとえ

先に、わるい例をだしときますね。

どのように表現すれば相手に伝わるのだろう?と、意識せず、何の気なしに書くと
「たけしくんが、友達とおにっごっこしてる時に転んで泣いた」というようになります。

「え、転んで泣いた。という事実がわかるから、これでいいんじゃね?」と思ったかもしれません。が、これだけだと、どのように転んで泣いているのか?が、まったくイメージできません。

ってことはですよ、

読み手のとらえ方ひとつで、伝わり方がまったくちがってしまいます。

つまり、読み手が直感的に感じてイメージしたこと。が事実として伝わってしまうのです。

「転んだ」という事実は認識してもらえるのですが、かるく転んだのか?ド派手にやっちゃたのか?また、その後どうなったの?というじっさいに起きたリアルのシーンが、読み手の想像したこと、になってしまうのです。

たまごの殻をやぶって飛び出してきたヒナが、初めてみた動くモノを親と思っちゃう。ってのとおなじ感覚?ではないかもしれませんが、それにちかい感じだと認識してもらえたらけっこうです。

可愛らしいカルガモのヒナたちが、よちよちとワンちゃんの後をついて回るシーンみたいなの、みたことありますよね。本当のお母さんはカルガモなのにワンちゃんをお母さんだとカン違いしている。

言語をつかってコミュニケーションをとれる人間界では、これってあまりよろしいことではないですよねぇ。

だって事実を知ってる人からすると、「え、それって、おかん(大阪弁でお母さん)ちゃうやん犬やんか!」ということになっちゃうので。

ご理解いただけましたか?

というか、このマニアックな記事をここまで読んでくれているあなたは、ぼくと同じ変人の部類に入りますね。笑

だからと言って「えー、お前と同じレベルかよ!」と、落ち込まないでくださいね。

なぜなら、大衆レベルの方は、文章を書くことについて、ここまで深く考えません。

それに、表現力にこだわる人=相手にしっかりと想いを届けたい。という情熱的で思いやりがあって誠実な人であるからです。(褒めすぎ?)

本題からそれるので、多くは語りませんが、文章の合間にこのように「プッ」と笑える息抜きを入れる。

というのもコピーライティングのテクニックとしてありなのでおぼえておいて損はないですよ。
(表現力には関係ありませんが)

じゃぁ、次は表現力を意識した文章はいったいどういう感じなの?ということを理解してもらいます。

表現力を意識したよいたとえ

・足をすべらせてお尻から転んだ。ギュッと歯を食いしばって、
 ガマンしているけど、今にも涙がこぼれ落ちそう。

・バンザイする体制でまともに転んで、
 起き上がれずに手足をバタバタさせながら泣きじゃくる。

・石につまずいて転んでしまった。そしてすりむけた膝を抱えて
 しゃがみこんだまま、背中をヒクヒクさせている。

どうでしょうか?

「描写すること」を意識して書いているので、様々な、たけしくんが泣いている
シーンが頭に思いうかんだのではないでしょうか。

ここでは、描写を意識して書いた文章をわかってもらうためにわざとオーバーに書きました。

じゃぁ次は「泣く」という言葉をちがう表現に変えて描写してみましょう。

・目がにじむ
・目を潤ませる
・大粒の涙がこぼれた
・溢れ出る涙が止まらない
・しくしく泣く
・すすり泣く
・号泣する
・嗚咽が漏れる
・涙腺崩壊

まだまだ、たくさんありますが、ただ「泣く」と書くのではなく、伝えたいシーン別にチョイスする言葉をえらぶんです。そうすることで、鮮明にイメージしてもらうことができますので。

このポイントをおさえるだけで、かなり表現力が豊かになる、と思いません?

ぼくは毎回、

より、鮮明に理解してもらうためにはどのように表現すればいいんだ?

もっと、他によい表現はないか?

ということをものすごく考えてます。

だけど、そもそもインプットされてない言葉は絶対に湧き出てきません。

だからこそ、ツールを使うんです。

表現力をアップさせるカンニングツール5選の紹介

ツール①Webllo類語辞典

まず、もっともよく使うのがWebllo類語辞典です。

たとえば、「楽しい」というワードを入れて検索すると

楽しげ
賑やか
面白い
愉快
ハッピー

など、めちゃくちゃたくさんの言葉が出てきます。

Webllo類語辞典  http://thesaurus.weblio.jp/


*画像をクリックすると大きくなるのでご確認ください。

ツール②日本語表現インフォ

日本語表現インフォを使うことで、「感情」「感覚」「人物」「食べ物」「暮らし」「風景」など、様々な表現や描写を見つけることができます。

コラム・小説・ブログを書く人のためにつくられた辞書なので使いたおしましょう。

日本語表現インフォ http://hyogen.info/

ツール③連想類語辞典

このツールもかなり便利ですよ。ツール①のWebllo類語辞典とかぶっている部分はあるのですが、
おなじワードで検索してもちがう言葉が出てくるので、面白いですよ!

ちなみに、先ほど紹介したWebllo類語辞典とおなじ「楽しい」というワードで検索した結果の画像を添付しておくので見くらべてみてください。

連想類語辞典  http://renso-ruigo.com/


*画像をクリックすると大きくなるのでご確認ください。

ツール④反対語辞典

このツールは、めったに使うことはありません。が、ブログ記事のタイトルに対義語を使ったり、文中で対義語・反対語を使う場合に役に立ちます。

ちなみに、むちゃくちゃクリック率があがるブログ記事タイトルをつける方法について興味あるあなたは、【保存版】読まれる!記事タイトルの付け方「10の基本ルール」を読んでおくといいでしょう。

反対語辞典  http://hanntaigo.main.jp/

たとえば、

罪と罰
(ドエフスキー著/江川卓訳/岩波書店)

美女と野獣
(ボーモン夫人著/鈴木豊訳/角川書店)

戦争と平和
(トルストイ著/藤沼貴訳/岩波書店)

点と線
(松本清張著/新潮社)

赤と黒
(スタンガール著/桑原武夫・生島遼一訳/岩波書店)

こんな有名なのとか、

「きたない。けど、きれい」

「ウソだけどホント」

倹約家なのに贅沢する」

(適当に自分で考えた)

みたいな感じで使えます。

⑤オノマトペ擬態語・擬音語辞典

オノマトペって、普通に生活していたらまず聞くことがないような言葉ですが、
擬音語・擬声語・擬態語の総称で、フランス語です。

ほとんど、使うことないですが、知っておくことでネタとすることができますよね。

たとえば、あなたのお客さんとの何気ない会話の中でオノマトペについて教えてあげると、
「へぇ、さすが!頭かしこいんだね」とデキる人度をアップさせることができます。

オノマトペ擬態語・擬音語辞典  http://www.rondely.com/zakkaya/dic5/gt1.htm

オノマトペを使っている事例で

誰もが知ってるものだと、こんなCMがあります。

ピタットハウス
(ピタットハウスネットワーク株式会社)

ゴキブリホイホイ
(アース製薬)

ギザギザポテト
(カルビー)

プッチンプリン
(グリコ)

ほっかほっか亭
(株式会社ハークスレイ)

全部、知ってるんじゃないですか?

また、キャッチフレーズだと

スベスベ肌
毎日サラサラ
キュキュット
ぐんぐん消臭

などです。

あと、マンガなどで

ズキューン
バリバリ
ガシャガシャ
クスクス
ルンルン

みたいな感じで使われたりしています。

まとめ

今回は、表現力を3倍アップさせるカンニングツール5選と、

その前置きとして、なぜ表現力をアップさせる必要があるのか?

また、具体的にどうすれば表現力をアップさせることができるのか?

についてお話ししてきました。

で、ビジネスのためにブログを使っているおおくの経営者は、
文章の書き方やコピーのテクニックは、そこそこ勉強されています。

が、表現の方法について深く考えている人はほとんどいてません。

どうしてかというと、

小説家じゃあるまいし、伝わりゃなんでもいいんだ。
それよりも、どうすれば売れる文章を書くことができるの?

ということばっかにフォーカスしているから。

なので、今日紹介したカンニングツールを使うことで
ライバルの文章よりも圧倒的に表現力豊かな文章が書けるようになりますよ。

ではまた。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください