イケてる社長の思考

他人の権威を借りて格上になる方法

どーも澤井です。

人は、「この人すげーな」

とか、

「信頼できるよな」

っと感じないと商品は買いません。

で、だからこそ、多くの人が

「俺にはたいした実績や経験値が
ないからな〜」

と実績ナシのたかーい壁に恐怖を
感じて、行動できないんです。

が、他人の権威を借りることで
あっさりと壁を突破する方法がるんです。

たとえば、ビジネスを継続的に
伸ばし続けてゆくためには、

一人のお客さんから、生涯どれくらい
利益を上げることができるのか?

という、

LTV(ライフタイムバリュー)
という大切な考え方があるんやけど、

このLTVの最大化を見事に実践し、

さらに、何十年経った今でも
継続的に成果を出し続けている
ものごっつい仕組みを作った

日本人の誰もが知っている偉人
がおるんです。

その偉人とは、現行の一万円札に
印刷されている福沢諭吉さんです。

どのような仕組みを作って
LTVを最大化させたのか?

詳しく解説します。

福澤さんが生存していた明治の時代に、

これからの時代は

「知識を蓄えたものが勝つ時代だ!」

という考えを日本に広げるために
学問のすすめ、という本を出版しました。

学問のすすめは

明治5年から9年までの4年間で
17の独立小説として発刊されました。

えー17冊もあったの?
と思った人おるんとちゃう。^^

明治5年の日本人の人口は、3480万人

で、どれくらい売れたのか?というと
340万部の超ベストセラーとなったんです。

ってことは、日本人のおよそ10人に
一人が読んだ、という計算になるし、

回し読み、をする人もいたと思うので
その影響力は計り知れないものがあります。

マーケティング的にいうと、

学問のすすめは安価で手にしてもらえる
フロントエンド商品となります。

書籍という形で、多くの人たちに
価値を届ける、と同時に、

福沢諭吉という人物の認知を広げ
かつ、ファンをたくさん作ったのです。

まあ、これまで勉強の大切さなんか
知らなかった人たちが、学びの大切さに
気づいたことで、

学びの大切さを知っている人たち
が多数いる、という市場も
必然的にできあがることになります。

で、諭吉さんは、ここでバックエンド商品
となる慶應義塾大学を作ったのです。

あの学問のすすめの福澤さんが
作った学校なので価値が高いだろう!

と、すでにブランディングはバッチリ。

ってことで、多くの人が学びに行くことに。

今では、

慶應幼稚園
慶應小学校
慶應中学
慶應高校
慶應大学

と、魅力的なバックエンド商品が
たくさんラインナップされ、

幼稚園から大学まで行くと
総額1700万円ほど、学費がかります。

しかも、偏差値が高く誰もが
入れる学校ではないので、

希少性、権威性も抜群だし、

広告費ゼロでも、

毎年、「慶應ブランド」という権威を
手に入れるために志願者が殺到状態。

何十年も前に作ったにも関わらず、
たった一人から1700万円売り上げる
という仕組みってヤバくないっすか?

さらに、毎年、受験者が殺到するので
受験料も年に一回ドカンと収益化できる
ようにサブスク化されてます。

と、まあ、こんな感じで、

他人→福沢諭吉さん

権威→慶應創設のストーリー

を借りることで、

「ヘェ〜、澤井さん、物知りー!」

っと、ちょっとくらい
格上に感じてくれたんとちゃう?

というお話でした。笑

「他人から借りれる権威」ってさ、

探せばめちゃくちゃたくさん
転がっとるから

ぜひ、ストックして、使いまくって
くださいよー!

ほな、今日はここまで。

今日も最後まで読んでくれてありがとう!

感謝してます。

ではまた。^^

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