ある日、突然、古い友人から連絡があり
お金のからむ話をもちかけられた経験、
ってあります?
といっても、借金で首がまわらないので
金を貸してくれ!
というような、内容ではなく
相手にもこちらにもメリットがある。
という場合です。
じつは、このお話って
昨晩おこったぼくの実体験なのです。
そろそろ寝よっかな、
と思ってベットのなかで
スマホをいじっていると。
ピコーン、と
メッセンジャーが届きました。
「澤井さん、元気ですか?」
以前、一緒に仕事を
したことがありますが
3年ほど連絡をとってない
古い友人からの連絡でした。
だから、懐かしいなぁ。
と思いながらも、
ぼくもバカじゃないので、
何かあったのかな?
と感じながら、
「おぉ、久しぶり元気?」
と返しました。
すると、
「はい、元気ですよ。
いつも澤井さんのメルマガ読んでます。
で、ちょっと相談がありまして、
今〇〇のほにゃららツールを
作っているんですが、××アカウント
をもっている人に協力して欲しいんです。
で、澤井さんもってますか?」
と、ストレートに
要件を伝えられました。
「で、もっとるよー!」
と返事を返すと、
「テスト期間中、
利用させてもらえませんか?
ですので、アカウントの
情報を教えて欲しいです。
で、お礼として〇〇円お支払い
しますし、決して怪しいことでは
ないので心配しないでください。
いかがでしょうか?」
というオファーがきました。
あなただったら、こういった展開の時
どのように感じて
どのような行動をとりますか?
で、ぼくが返信した内容はというと、
「おー、突然の連絡。
しかも、お金がからむ。
ってことで、バッチバチに怪しい。
が、〇〇君のことを信用しよう。
PCで情報を確認するから
ちょっと待っててね。」
と、返したのです。
昨日、連絡をくれた彼も
メルマガを読んでくれてる、
とのことですので
正直な感想をいうと、
一瞬だけ「んっ?」と、思いました。
が、おそらく心臓ばくばく
”相当な思い”でメッセンジャーの
送信ボタンを押したんだろうなー。
と思ったので、迷うことなく
協力することにしたのです。
だってさ、もし立場が逆の場合を
イメージしてください。
ビジネスを大きくしていくためには
どーしても協力者が必要だ。
となった時、
もし、ぼくだったら相手に
変に思われて突っぱねられるん
じゃねえか?
とか、
関係に大きなヒビが入って
しまいそうで、怖い。
という感情が芽生え、
メッセンジャーにあいさつ文は
書いたものの、めっちゃためらって
送信ボタンを押せねえんじゃねえか?
と思ったのです。
だから、彼のガッツと勇気に
敬意を表したのです。
で、だからといって、
なぜ何年も連絡が
途絶えていた相手からの
しかも、お金がからんだ、
突然の協力依頼に
答えたのか?
というと、、
信頼残高がたまっていたからです。
彼と一緒に仕事をした
数ヶ月のあいだで、
================
彼は信用するに値いする人間である
================
と、ぼくの記憶にしっかりと
刻み込まれていたのです。
なので、3年という時がたっても
ぼくの心の貯金箱に彼の信用が
貯金されていた。
だからこそ、二つ返事でOKを
だしたのです。
まぁ、100%信頼はしていますが、
仮に変なことに使われて
めんどうなことに巻き込まれた。
としても、
ぼく自身が決断したことなので、
彼を責めることはないでしょう。
しかし、その時点で信頼残高は
一気にゼロになってしまいますがね。
で、その後のやり取りはというと、
必要最小限のあっさりした会話でした。
アカウントや振込先の
金融機関の情報を送る。
で、お互い確認しあう、みたいな。
ぼくの方から、ネチネチと
なぜ、突然、依頼したのか?
なぜ、俺なんだ?
何にどのように使うの?
目的はなんなんだ?
というよな、突っ込んだ
質問はいっさいしませんでした。
どうしてかというと、
ここでもやはり
信頼残高があったからです。
まわりくどい説明なんか
まったく必要なく、
ムダを省いた本質的な
会話のみでサクッと成立です。
で、今日の午前中には
振込も完了していました。
そんなこんなで、
あらためて信頼残高って大切だよなぁ。
と感じた、と同時に、
ぼく自身が信頼残高を一気に
減らしちゃった過去の許しがたい
失敗も思いだしてしまいました。
で、あのようなことはもう二度と
するんじゃないぞ!
と、ふんどしを締めなおしたでした。
で、信頼残高ってなにか
特別でスペシャルなギブを
しなきゃならないのか?
というと、そうではなくって、
誰でもカンタンに
貯金することができます。
「約束ごとは守る」
とか
「小さなギブをコツコツを積みかねる」
このような感じでOKです。
ちなみに、
ぼくがメルマガ書いたり
ブログ書いたりSNSに
情報を発信するのは、
あなたの心の中の信頼残高を
ちょっとずつ貯金してくため、
でもあるのです。
これ、じっさいにやってる人
以外にすくないので、
ビジネスにネットを
使いたいあなたは
コツコツと貯金すること
をおすすめしますよ。
ちりも積もれば山となる
お花には水をあげなければ
咲かないのと同じで、
日々の小さなつみかさねを
続けることが、おおきな果実の
収穫にむすびつくのだ。
ぼくは、そう信じています。
ではまた。^^