ダイレクトレスポンスマーケティングをおこなう場合、「フロントエンド商品」と「バックエンド商品」という考え方は絶対必須となります。
この記事では、「フロントエンド商品」と「バックエンド商品」とはどういう商品なのか?という言葉の意味と、具体的な使い方を解説いたします。
では、早速どーぞ。
ダイレクトレスポンスマーケティングには必須である「フロントエンド商品」と「バックエンド商品」とは?
それぞれ順に解説しますね。
フロントエンド商品とは?
マーケティング用語で見込み客を集めるための商品のことです。
言葉はわるいですが、一番わかりやすい例えなのであえて言います。
フロントエンド商品とは釣りで言うところの『撒き餌』
釣り針に一つだけ餌をくっつけてポチョーンと糸をたらしてるだけだと、なかなか気付いてもらえません。
が、お魚さんの大好きな餌をバババーっとまき散らせば「あ、あそこに餌がたくさんあるぞ!」とお魚さん達にあつまってもらうことができますよね。
ビジネスで言うところのフロントエンド商品とは、どのような商品なの?
たとえば、「無料サンプル」「無料メルマガ」「無料レポート」「無料ウェビナー」
「無料診断」「無料お試しキット」「無料相談」というような無料のもの
もしくは、
「えぇ、マジか!」とびっくりするくらいの低価格の商品です。
無料の場合だと、『ドモホルンリンクル』が有名ですよね。
また、低価格の商品だと、脱毛で有名な『ミュゼ』さんが、
「まるごと全身脱毛コース2回で360円」
しかもLINE友達登録をすると、なんと180円!
という、ありえない価格でフロントエンド商品を準備しています。
フロントエンド商品とは、このような感じで、
自分が売りたい商品やサービスに興味のある人を集めるための餌である、と覚えておくといいでしょう。(表現が悪くてごめんなさいね)
では、バックエンド商品について
バックエンド商品とは?
マーケティング用語で利益を上げるための商品のことです。
たとえば、ドモホルンリンクルの場合だと、無料サンプルで商品のことを気に入ってくれたお客さんに購入してもらう定期コース。
ミュゼの場合も、お試しの2回で気に入ってくれたお客さんに購入してもらう定期的な脱毛コースです。
フロントエンド商品では赤字だったけど、定期購入してもらうことで黒字化することができますよね。
じゃあ、他のビジネスにはどう使っているのか事例を解説したいと思います。
ビジネスに「フロントエンド商品」と「バックエンド商品」の使った具体例
販売者→フロントエンド商品→バックエンド商品の順にいくつか紹介しますね
販売者 | フロントエンド商品 | バックエンド商品 |
化粧品販売 | 無料お試しサンプル | 化粧品の定期販売 |
学習塾 | 無料体験 | 定期コース |
住宅会社 | 現地見学会 | 住宅販売 |
税理士 | 無料の税務商談 | 顧問契約 |
ぼく澤井 | 無料メルマガ | コンサルティング |
このように、フロントエンド商品とバックエンド商品は様々な業種業態に導入することができるんです。
しかも、そもそも『商品やサービスに興味のある人』にしかバックエンドを提案しないので、「商品を売らなきゃ!」と言うストレスから解放されるし、成約率も高い数字をキープすることができるのです。