『ダイレクトマーケティング』と『ダイレクトレスポンスマーケティング』の違いってなんやねん!
と言う問題が解消できる記事です。
結論から言うと、
『ダイレクトマーケティング』と『ダイレクトレスポンスマーケティング』という両者のマーケティング手法は「意味」も「実践方法」もまったく異なります。
ぼく自身、この両者のくわしい違いについて知りたいと思い、ググったのですが、わかりやすい答えが出てきませんでした。
いろんなサイトを覗いてみたんですが、「ダイレクトマーケティング」と「ダイレクトレスポンスマーケティング」をごっちゃに考えている人が多いなぁ、という印象を受けました。
または、ダイレクトマーケティング=DM(ダイレクトメッセージやダイレクトメール)を使ってのマーケティング手法である。と、とらえる方もおられますが、このとらえ方もハズしてます。
で、完全な主観なんですが、「ダイレクトマーケティング」と「ダイレクトレスポンスマーケティング」という言葉の意味、違いについてぼく的に定義したいと思います。
『ダイレクトマーケティング』と『ダイレクトレスポンスマーケティング』のちがいとは?
それぞれ、順に解説しますね。
ダイレクトマーケティングとは?
販売者とお客さんが仲介業者を通さずに直接売買する方法です。
で、ダイレクトマーケティングを日本語に訳すとダイレクト(直接)マーケティング(売る)ですから、
画像を見てもらうとわかるように、
【ステップ①】販売者が売る
【ステップ②】お客さんが買う
という流れです。
ですから、読んで字の如く、「販売者とお客さんが直接売買する」という行為である、と考えることができます。
マーケティングという言葉の定義についは、本当はもっと深いんですが、ややこしくなるので、ここでは「マーケティング=売る」とさせてももらいます。
Wikipediaには、
ダイレクトマーケティング(direct marketing)とは、標的消費者として慎重に選ばれた個人あるいは法人から直接反応を獲得し、リレーションシップを構築していくマーケティングの方法
このように書かれていました。
が、『リレーションシップを構築していくマーケティングの方法』と書かれている部分が、ダイレクトレスポンスマーケティングの「レスポンス」という言葉が指す意味とかぶって捉えることができてしまいます。
だから、どーも引っかかるし、なんか曖昧なんじゃね?と感じました。
それに、そもそもWikipedia自体、『誰でも書き換えることができる情報』ですから、正しい答えではありませんので。
で、リサーチしていて思ったんですが、Wikipediaや他人のかいた記事をまるまんま鵜呑みにして、ダイレクトマーケティングという言葉の意味を定義づけしている『似非コンサルタント』がたくさんおられました。笑
このように、本質をみる視点がなく、他人からの二次情報をあたかも正しいように発言するような薄っぺらい似非コンサルに騙されないように注意してくださいね。
話がそれたので戻します。
じゃあ、
ダイレクトレスポンスマーケティングとは?
商品に興味ある人だけを集めて売り込まずに提案する方法です。
で、ダイレクトレスポンスマーケティングを日本語に訳すと、ダイレクト(直接)レスポンス(返答)マーケティング(売る)ですから、
画像を見てもらうとわかるように、
【ステップ①】 興味ある人を集める
【ステップ②】 レスポンス(返答)をもらう
【ステップ③】 商品を提案する
【ステップ④】 「売ってください!」とお願いされる
という流れです。
ですから読んで字の如く、『商品に興味ある人だけを集めて売り込まずに提案する』という行為である、と考えることができます。
【まとめ】ダイレクトマーケティングとダイレクトレスポンスマーケティングはまったく違うマーケティング手法
あくまでも、ぼく個人的な主観ですので、正解じゃないかもしれません。
が、
『ダイレクトマーケティング』と『ダイレクトレスポンスマーケティング』って言葉をくらべると明らかな違いがありますよね。
そう、レスポンス(返答)と言うワードが入っているかどうかってこと。
ですから、ダイレクトマーケティングとダイレクトレスポンスマーケティングを同じ定義づけしちゃうのは、おかしいのでは?とぼくは考えてますよ。
言葉って大事じゃないですか。それにフワフワした曖昧なことしか言わない人って信用されにくいですし。
ってことで、あなたの参考になったら幸いです。