「ブログに書きたいことあるけど、どのように書けばいいのかわからん」
「説得力があって論理的に伝えることができるブログ記事を書きたいなぁ」
「なんか、簡単なテンプテートみたいなのあったら助かるねんけど」
というお悩みを解決するための記事です。
文章を書くにはいくつかの「型(テンプレート)」があります。
今回は、ブログ記事を書くときに効果を発揮するテンプレートを紹介します。
国語が苦手な中学生でも、テンプレートどうりに書くだけで、読者に「あぁ、この記事読んでよかった」と説得力のあるブログ記事が書けるので、ぜひマスターしてください。
よくぞ、この記事を見つけてくださいました。
今回、紹介するPREP法(プレップほう)を覚えたらカンタンに説得力のある記事が書けるようになるよ
最後まで読むことで、
ブログ初心者でも、説得力があって読者の記憶に印象付ける価値のたかい記事がカンタンに書けるテンプレートを手に入れることができます。
では、さっそく始めましょう。
PREP法とは
プレゼン資料や上司への報告書など、ビジネス文書をつくるときに、よく使われている「文章構成のテンプレート(ひな形)」です。
Point (ポイント) 要点・結論・結果
↓
Reason (リーズン) その理由
↓
Example (イグザンプル) 事例・具体例・裏づけデータ
↓
Point (ポイント) 要点・結論・結果をもう一度、伝える
上から順番に、この流れで文章を構成するんです。
「Point→Reason→Example→Point」これらの英単語の頭文字をならべて『PREP法』と名付けられました。
PREP法を使うと、なぜ読者をくぎ付けにできるのか?
ブログの読者って、何かわからないことを調べるために検索しますよね。
たとえば、ダイエットの方法が知りたい場合は「ダイエット 方法」というように検索します。
そして、検索結果にでてきたタイトルをざっと見て、これだ!と感じたタイトルをクリックして記事を読みます。
しかし、そこにはダイエットの方法にはほど遠い、的はずれな情報がダラダラと書かれていたらどうでしょうか?
「おいおい、はやく結論を知りたいんですけど!」という気持ちになりますし、「このまま読み進めてもこの記事では知りたい答えを見るけることができないのでは?」と感じて離脱されてしまいます。
ですが、PREP法は、先に「読者が知りたい答え」を伝えます。
だから「そうそう、これが知りたかったんだ!」と読者のハートをわしづかみにすることができるのです。
PREP法を使ってブログに記事を書くときのテンプレート
あー、どう書いたらいいのかわからん!と困ったときはこのテンプレートを思い出してください。
Point 要点・結論・結果 | 最初に結論(答え)や要点そズバッと伝える |
---|---|
Reason その理由 | 「なぜなら〜」と、結論にいたった理由を説明する |
Example 事例・具体例・裏づけデータ | 結論を決定づける、具体例や裏づけデータなどで説得力を持たせる |
Point 要点・結論・結果をもう一度、伝える | 納得してもらったうえで、「だから〇〇なんです」と、腹落ちさせて記憶に残してもらう |
この表だけ見ても、なんのこっちゃようわからんかも知れませんが、この後わかりやすい具体例をお見せするので、このまま読み進めてください。
PREP法を使うことで得れる3つのメリット
どうしてPREP法が、ブログ記事を書くときに効果を発揮するテンプレートなのか?3つのメリットを解説します。
メリット①探していたドンピシャの欲しい結果を最初に伝えるので完読率が高まる
読者が欲しい結果。
つまり、探していた答えを最初に教えてあげるので、「そうそう、これが知りたかったんだ!」と興味をもってもらえます。
そして、冒頭でズバッと答えを言い当てられた読者は、この時点ですでに前のめりになっています。
だから、どんどんと読み進めてくれるので完読率が高まるのです。
メリット②「なるほど!」と説得力のある記事が書ける
たとえば、映画や小説などは、ストーリーの構成が起承転結の場合が多いです。
ハラハラどきどき最後まで答えがわかりません。
しかし「あらかじめ期待している読者」をターゲットとしているので完読率が高いです。
それとは別に、検索でブログ記事に訪れる読者は、そもそもの目的が答え探しです。
ストーリーやプロセスなんかはどうでもよくて、「自分が探している答え」をできるだけはやく見つけたいんです。
PREP法では、最初に結論(答え)をズバッといい当てることで読者の興味をそそります。
そして、結論がわかったうえで、
「じゃぁなぜその結論になるのか?」という理由や裏づけ、実例などを説明するので「ふむふむ、なるほど、だからこうなるのか!」
と、論理的かつ説得力のある伝え方ができるのです。
メリット③記憶にインパクトを与えるので高い価値を感じてもらえる
そして、PREP法のきわめつけは後半部分でもう一度、結論を伝えます。
どうして、最後に結論を言うのかというと、人は、学びながらもどんどんと忘れてしまう生き物であるからです。
たとえば、ビジネス書を5章くらいまで読んだときに、「あれっ、2章ってどんな内容だったっけ?」みたいに忘れてしまうことってあるでしょ。
エビングハウスの忘却曲線によると、20分後には42%、1時間後には56%、さらに1日後では74%を忘れてしまう、と言われてます。
だから、最後にもう一度、結論を伝えることで読者の記憶に深く印象づけることができるのです。
PREP法を使ってわかりやすいブログ記事を書いた具体例
*ペルソナは、「自己成長のための投資なんてあたりまえ。という価値観をもった本が大好きな人」と想定します。
Point 要点・結論・結果 | 本が大好きな人は、アマゾンプライムに入るといいですよ |
Reason その理由 | どうしてかというと、クリックするだけで次の日には家に届けてくれるからです。 しかも、送料無料! |
Example 事例・具体例・裏づけデータ | そして、レビューがたくさんあるので、ハズレ本を買ってしまうリスクを軽減できます。 さらに、映画や音楽、話題の本なんかも無料で視聴できますし民間放送では見れない、楽しいオリジナルの番組も見放題なんです。 |
Point 要点・結論・結果をもう一度、伝える | 1ヶ月たった325円でこれだけ便利なサービスが使い放題。 だから、本好きのあなたにはアマゾンプライムをおすすめします。 今すぐ、アマゾンプライムに申し込む(リンクボタン) |
PREP法の流れにそって書くことで、わかりやすくて説得力のある文章になりますよね。
まとめ PREP法はわかりやすくて説得力のある記事がカンタンに書ける
いかがでしか?
「Point ( 要点・結論・結果 )」で、まずは検索してきた読者が知りたい答えを言い当てて、「そうそう、これが知りたかったんだ!」と前のめりになってもらう。
そして、
「Reason( その理由)」で、どうしてその結論にいたったのか?という理由を説明する。
そして、
「Example( 事例・具体例・裏づけデータ)」で、根拠や具体的な事例、裏づけするデーターなどを見てもらい、「なるほど、そういうことなんだ!」と納得してもらう。
最後に、
「Point (要点・結論・結果をもう一度、伝える)」で、納得できたわ。と腹落ちしてもらった状態のときに「だから〇〇なんです」と、もう一度おさらいとして結果を伝えることで深く印象を残すことができるのです。
PREP法って、なかなか強力なテンプレートでしょ?
汎用性があるので、ブログの記事を書くときの鉄板ルールにしておくと便利ですよね。
また、プレゼンや、ビジネス文書はもちろんのこと、PREP法を覚えておけば、ユーチューブで動画を撮るときのシナリオ構成など、いろんなシーンに応用できるので、ぜひ、活用してくださいね。