今よりもちょっといい状態にステップアップするために
まず、最初にやるべきことって知ってますか?
・環境を変えること?
・教材や本で知らないことを学ぶこと?
・セミナーや交流会にいって人脈をひろげること?
どれも、まちがいではありません。ですが、正解でもありません。
成功したけりゃ、
「環境をかえろ」
「スキルをみがけ」
「人脈がたいせつだ」
”抽象度たかめ”の表現ですが一般的にこれら3つを変えることが成功への第一歩だ、とされています。たしかに、どの順番からはじめてもいいし同時進行でもかまいません。
そもそも、「成功」ってどういう状態のことなの?
成功といっても、人それぞれとらえ方がちがいます。株式会社を設立する。とか、年商1億円を突破する。または、リピート率を70パーセント以上にしたい。といったビジネス上での目的を達成させること。
もしくは、第一志望の大学にうかる。とか、彼女にプロポーズする。または、フルマラソンを5時間以内に完走する。というようにプライベート上での目的を達成させること。
あるいは、デカい家に住む。フェラーリを買う。まいにち高級料理を食べる。というようなボキャブラリーの乏しいひとがイメージする「成功者とはこんな人だ!」的な世界の住人になること。
というように、「成功」という言葉は、人によってまったくちがう意味をもたらすとても曖昧なことばです。
ですので、このブログ内での成功とは、どういう状態なのか?と定義しておきます。
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前進するための課題を発見し、
行動をおこして、その課題をクリアできた状態
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このようにお考えください。
とにかく、今ままでとちがうアクションを起こすことでかならず変化は起こります。なので、行動することがとても大切です。
が、まずはじめに、今からいう作業をやるかやらないかで成長の加速度に雲泥の差がでます。三輪車とF1マシンほどのひらきがります。
成功するために最初にはじめるべきこととは?
その作業とは?
思考をかえることです。
わかりやすく言うと、
あなたの脳ミソを「消費者脳」から「ビジネス脳」へとアップロードする必要があるのです。
どうしてかと言うと、
今のあなたの現状は、今までの思考にもとづいて選択してきた一つひとつの行動によって形成されたものであるからです。
思考→行動
つまり、人が動くときは、意識的、無意識的にしろまず最初に脳ミソから何かしらの信号が発信さてじっさいの動作にはいるというメカニズムとなってます。
このメカニズムは、はるか昔、原始人の時代からかわっていません。
なぜなら、
思考(考える)と行動のくりかえしによって、テクノロジーが発展した現在があるのですから。
どうすれば、
雨風がしのげるのかな?
肉をこまかくきれるのかな?
寒さをしのげるのかな?
目的地にはやく着けるのかな?
飲み物を持ち運べるのかな?
これらのような先人たちの
「欲求をみたしたい!」
という思考を具現化するための行動があったからこそ現代があるのです。
そして、ここで重要な事実があります。
成功できる・できないを分ける2つの思考のちがいとは?
その事実とは、
人の思考はふたパターンに分かれているという事実です。
どういうことかと言うと、
目先の欲求をみたして快楽を得ることを意識する脳
と
常にリターンを考えながら成長を意識する脳
つまり、
「消費者脳」の持ち主と「ビジネス脳」の持ち主が存在するのです。
まずは、以下の図をご覧ください。
お金のかせぎ方 | 労働力と時間の奉仕 | 価値提供の対価 |
お金のつかい方 | 消費することにコミット | 投資することにコミット |
時間のつかい方 | なにも考えてない | リターンを意識して使う |
行動指針 | 欲求をみたすことにコミット | ROIにコミット |
これらのように、「消費者脳」の持ち主と「ビジネス脳」の持ち主がでは、
「お金」「時間」「行動」のつかい方や考え方がまったくちがいます。
わかりやすく解説するとこんな感じになります。
お金の稼ぎ方
消費者脳の人は、自分の時間と労働力を奉仕した引きかえとしてお金を手にします。
サラリーマンやフリーターの場合だと、時給850円とか、日当10000円とか、基本給いくらにインセンティブプラスアルファ。それよりも稼ぎたい場合は残業する。もしくは、バイトや小遣いになる副業でお金を手に入れようと考えます。
また、儲かってない社長もこっちの部類に入ります。
ぼく(たこ焼きや歴25年)の経験をおはなしすると、
きまった時間に仕込みをはじめて、きまった時間にお店をあけて
閉店の時間までたこ焼きを売ってお金を手にする。
で、さらにお金を手にしたい場合は、休みをへらして営業時間をながくする。もしくは客単価を上げるためにセット販売したり商品の数を増やすことを考えるのです。
こうすることで、売り上げは確実にアップしますが時間と労働力の限界点、つまりアッパーに
到達するのは時間の問題です。だから、あっという間にパンパンの状態になってしまします。
自身が、仕入れ、営業、販売、経理、クレーム対応、販路拡大など先頭をきって走りまわる
オールマイティープレイヤーの小さな会社(お店)の社長のおおくは、業種・業態はちがっても
パターンはだいたい同じです。
はたから見ると、「社長って儲かってそうでいいねー!」とか「左うちわじゃん!」と思われたり言われたりしますが、チッチッチッ。
90%以上の社長は「やっていく」のに必死な状態です。おのれの体ひとつでがんばっているので、顔はわらってるかもしれませんが、心の中ではいつも恐怖に怯えているのです。パッと夜中になんかいも目があいちゃったりします。
この記事の趣旨と大きくズレるので、おおくは語りませんがマーケティングの施策をとることで、「やっていく」のに必死な状態から抜け出すことは容易です。
つぎ、です。
お金の使い方
消費者脳の人は、快楽を得ることにお金をつかいます。
うまいものを食べる、趣味に使う、小銭たまったらすぐに旅行、自分へのご褒美と理由つけてちょっと高価なモノを買う、ギャンブル、飲み会、合コン、風俗、とまあこれらのように自身の欲求をみたすためにお金を使います。
かたやビジネス脳の人は、自己投資にお金を使います。
本を買う、教材を買う、学校や塾に入る、セミナーや勉強会に参加する、効率化するためにツールやシステムにお金を払う、ステージの高い人や見込み顧客と接触するためにお金を使う、
このように、自身が提供できる価値の幅をひろげるためにお金を使います。
つぎ、です。
時間の使い方と行動指針
時間の使い方と行動指針については、にかよっているのでセットで考えます。
消費者脳の人は、無意識的に時間をすごします。
通勤電車では、スマホでゲームしたりヤフーニュースを見る。仕事が終わったらストレス発散のために友人や同僚と飲みにいって人の悪口をいう。リビングで寝っ転がってゴロゴロしながらテレビを見る。お菓子をポリポリ食べながらフェイスブックのタイムラインを延々ながめる。とにかくボーッとする。パーっと遊びにいく。
このように、仕事や人間関係やイヤなことを忘れたり、リラックスするために多くの時間を使います。
ビジネス脳の人は、ROI(return on investment)を意識しながら時間を使います。
*ROIとは、投資した資本に対して得られた利益のことです。
価値観があい、ともに成長できる仲間とだけおなじ時間をすごす。スキマ時間は情報収集や読書でインプット。仕事、遊び、移動、食事、風呂、買い物、すべての時間、シーンから気づきやアイデアをひろいあつめる。それらを効果的につかう方法を考える。とにかく生産性を重視する。で、実践する。
このように、「今この時間をすごすことでどのように進歩できるのか?」ということを常に意識しながらとても大切に時間をつかいます。
まとめ
ここまで、消費者脳とビジネス脳のちがいについてお話ししてきましたがいかがでしたか?
思考(考え方)ひとつで、行動(時間の使い方)がまったく変わるのがご理解いただけたと思います。
億万長者であろうと、小さな会社の社長であろうと1日は24時間です。
ではなぜ、差はひらくのでしょうか?
もうおわかりですよね。
そう、思考と行動がちがうからです。
消費者脳の人は、労働力と時間を奉仕してお金を手にする。
そして、消費することにお金をつかい、時間のつかい方は意識しません。
ビジネス脳の人は、価値の提供で対価を得ることでお金を手にする。
そして、自己投資にお金をつかい、ROIを意識しながら時間を大切につかいます。
最後に、、
ひとの思考って「よし、今から変わるぞ!」と意識した瞬間にへんかできるとてもスグレものです。
んでね、自分がのっている車をやたらと街でみかけるのと同じで、意識した瞬間にいままでみることのなかったあたらしい情報がめに飛び込んでくるようになります。
そして、今までとちがう考え方をもつようになり、今までの自分の行動に違和感をかんじるようになります。
そこまでくればしめたもの。ちがう行動を起こしたくてウズウズしてきます。
あとは、勇気をふりしぼってエイヤー!とまえに進むだけです。
あなただけのビジネス脳をぜひ手に入れてくださいね。